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三菱自動車は、リコールに対して慎重に対応するようになった?

1977年から23年間三菱自動車は、リコール対象車69万台を国土交通省に届けをしなかったとして内部告発より発覚しました。残念ながらリコール隠しにより死亡事故が発生し尊い命が失われています。今 三菱自動車は、リコールに対して慎重に対応しているのでしょうか。

三菱自動車のリコールへの対応は?

最近の三菱自動車のリコールへの対応はどのようなものでしょうか。真摯な対応が取られているのでしょうか。三菱自動車のリコールについて見てみましょう。

最近ではタカタ製エアバッグの不具合が思いつきますが、これはタカタに問題があるため自動車メーカーはリコールを発表を積極的に行いユーザーを守るようにしています。しかし三菱自動車自身のリコールは積極的に公開されているのでしょうか。三菱自動車のユーザーであれば一番気になる点です。リコールに対して姿勢を調べてみました。

最近の三菱自動車リコール発表について

最近の三菱自動車のリコール公開状況はどうなっているでしょうか。そのあたりについて調べてみました。

三菱自動車のホームページにリコール情報が閲覧できるようになっています。また三菱自動車の車種別リコール状況を検索できるようになっており、ユーザーはいつでも閲覧できる体制にあります。

2016年に入ってからのリコール告知状況は
①2月19日
デリカD:5、パジェロの運転席エアバッグについて
デリカ(商用車)の運転席エアバッグについて(対象車の追加)
②2月18日
トライトンのライトスイッチについて
デリカD:5、アウトランダー、アイ、ギャラン、パジェロ、i-MiEV等8車種のライトスイッチについて
③2月5日
デリカD:5のブレーキについて
以上5件が公表されています。
該当者ユーザーの方は、お客様相談センターに問い合わせをされることをお勧めします。

三菱自動車のリコールは他社と比較してどうなのか?

三菱自動車のリコール件数は、他の自動車メーカーと比較してどうなのでしょうか。

国土交通省発表の年度・メーカー別のリコール届出件数及び対象台数より意外と件数が多いことに驚かされます。平成26年度で年間約150件ものリコールが公示されていることをご存知だったでしょうか。

そのなかで三菱自動車リコールは、13件と約10%を占める割合にあり、対象台数は120万台弱にのぼります。決して低い数値ではありません。が過去のように隠ぺいされるより告示されることでユーザーは安心できます。何もないのが一番ですがリコールの後、ディーラーでの対応をしてもらえれば納得行きます。

三菱自動車のリコール情報はどうやって知るの?

どのようにすれば三菱自動車のリコールを知ることができるのでしょう。
そんな疑問を感じたことはないでしょうか。

三菱自動車のリコール状況は、三菱自動車のホームページや国土交通省のホームページで確認できます。しかし自らホームページを閲覧しにいかないと分からないのでしょうか。

三菱自動車を購入のディーラーに住所登録をしておけばダイレクトメールが届きます。また中古車を購入の場合も、三菱自動車ディーラーで整備点検を受けた際の住所宛にダイレクトメールが届きますのでご安心ください。やはり知らせてもらわないと知る由もないところですね。ご心配な方は、まず三菱自動車、国土交通省ホームページを閲覧し、その後近くの三菱自動車ディーラーに住所登録のために出掛けることをお勧めします。

三菱自動車のリコール隠ぺい事件とはどのようなものだったのでしょう。

自動車メーカーで三菱自動車のリコール隠しは大きな問題となりました。どのようなものだったのでしょうか。

2000年に三菱自動車は、1977年から23年に亘り約69万台のリコールにつながる不具合を当時の運輸省(現国土交通省)に報告せずに社内隠ぺいしていた事実が、内部告発より明るみなりました。

当時自動車業界4位の販売実績を誇っていた三菱自動車でしたが、この事件による販売不振に陥り深刻な経営不振に陥りました。リコール隠しにより死亡事故が発生し、当時の代表取締役の河添克彦氏が引責辞任する事態に至りました。

まとめ

三菱自動車のリコールに対しての姿勢は、以前と違って改善されたと信じたいものです。三菱自動車のユーザーは、リコールに対して敏感にならざるを得えません。そのような感情を払拭する真摯な対応に期待したいものです。三菱自動車の根強いファンが存在する以上それがメーカーの責務です。

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