ホンダよ、リコールで気づけ!宗一郎に学んだモノづくりとは何かを!
2016/02/04
鼓太郎
エアバックリコールは、タカタ製エアバックリコール発生件数が多数に上っています。これはどのような内容であったのでしょうか。またエアバックリコールは終息したのでしょうか。ウユーザーとしては安心して運転するために情報を知っておく必要があります。
エアバックリコールは、なぜ発生したのでしょうか。
タカタ製のエアバックが大量のリコール対象となりました。内容は、タカタ製エアバック内のインフレータが爆発するものです。インフレータとは、金属の塊でエアバックを膨らませるために内蔵されています。事故の際エアバックが膨らみ体を守るものですが、金属片が体に刺さる可能性がありこれが原因で死亡事故が発生しています。これがリコールになった要因の一つになっています。
エアバックリコールはどれくらいの件数があったのでしょうか。
タカタ製のエアバックリコールは、平成20年11月にホンダが4,205台を発表してから平成26年までに1,600万台以上に拡大しました。タカタ製のエアバックリコールは、販売されたすべてに波及するのではないかと言われています。
国内外5,000万台にも及ぶリコール問題は一説に3,000億円の損失が発生するとも言われています。そうなればタカタの存続が危ぶまれるところです。
現在エアバックリコール対象になっていない車種も少し不安になります。対象車種は、メーカー・国土交通省のホームページで確認することができます。万が一を考え自ら調べてみることをお勧めします。
タカタ製のエアバックリコール対象車種は、どのようになっているのでしょう。またタカタ製エアバックリコール対象外車種であっても安心なのでしょうか。
タカタ製エアバックリコール対象車種について調べてみました。
国産車、輸入車の19メーカーの多種に亘ります。
車種の詳細については、国土交通省ホームページをご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recallinfo_001.html
これを見るだけでも相当数の車種がリコール対象になっています。対象になっていない車種を探すことの方が困難な状況になっています。
タカタ製エアバックリコールに対してメーカーの対応はどのようなものでしょうか。
タカタ製エアバックリコールについてメーカーホームページで対象車種の呼びかけをしています。無償で修理を受けることができますので購入したメーカーディーラーへ連絡することをお勧めします。部品の取り寄せが必要なため予約することが必要です。部品が揃えばディーラー修理工場で1~2時間で作業が完了します。
ユーザーの安全確保が優先でありますので、メーカー側が修理費用を立て替えていると言われています。
タカタ製エアバックリコールは日本だけなのでしょうか。
タカタ製エアバックリコールは、日本だけでなく米国でも発生しています。米国でも3,380万個のエアバックリコールが起きています。残念ながら死亡事故が発生しています。米国上院議員から被害者や遺族への補償基金設立の提案がありましたが、タカタがそれに否定的な姿勢を取ったことで問題になっています。
タカタ製エアバックリコールは終息を迎えたのでしょうか。
タカタ製エアバックリコールの届け件数を見てもタカタ製エアバックは全て疑いの目が向けられてもしようがないところでしょう。ユーザーに取ってリコール非対象多種であってもエアバックがどこのメーカー製であるか知る由もありません。
またタカタ製エアバックリコールは、平成28年に入っても届けがありました。タカタ製エアバックは、シェアが25%にも上っています。終息と言えるのか定かでないため情報には耳を傾ける必要性があります。わたしの車は大丈夫という過信は禁物かも知れませんね。
エアバックは事故で衝突の際、体を守るためのものです。しかしながら事故で衝突しエアバックが開いた際に金属が飛び散る危険性があることはあってはならないことです。わたしたちが日常乗る車も大丈夫なのかエアバックリコールの実情をいま一度調べることが良いかも知れません。
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