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自動車に電圧計を取り付けて、愛車の状態を常にチェックしましょう

チューニングされた車両では軽量化目的で小さなバッテリーに交換してたりします。電圧計を車に取り付けて、常にバッテリー電圧を監視できる状態にしておくと安心です。電圧計の取り付け方から基準値をご紹介します。また電圧計の種類もご紹介します。

電圧計って?

自動車に取り付ける電圧計って?どんな役割を果たすのでしょうか。

電圧計

簡単取り付け

一般車両でも電圧計を取り付けるメリットはありますが、特にレースカーやサーキット走行をメインとした車両は軽量バッテリーに交換をする場合が多いです。
小型になると蓄電能力が小さかったりします。そのため、電圧計を取り付けて電圧を監視しバッテリー上がりを防止します。

車に電圧計をつけよう

では実際に自動車に電圧計をつけるにはどのようにしたらよいのでしょうか?
シガーソケットに刺すだけの商品以外のきちんとした正確な電圧を計測するものの取り付け方法をご紹介します。

電圧計

自動車の電圧計

シガーソケットから取る電圧計は精密な数値を出すことが出来ません。
途中の配線抵抗などによって多少は下がってしまいます。
そこで、正確な電圧計から自動車の電圧を測るにはバッテリーに直接つなぐ必要性があります。

電圧計

自動車の電圧計配線

配線はこのような簡単なものになります。
ACCは起動電源、イルミは夜間時のライトの機能を持ちます。

自動車の電圧の基準値は?

自動車に電圧計をつけたが、正確な基準値がわからないとただの飾りになってしまいます。

電圧計

自動車の電圧計

【電圧計による自動車の基準値】
電装品をあまり使用しない通常時で、14.0~14.4V辺りになります。
これよりも電圧が低い場合はバッテリーや配線ショートを疑います。

電圧計

自動車の液晶電圧計

【電圧計の数値が高い場合】
オルタネーターの故障を疑います。過充電防止のシステムが壊れている場合があります。
危険が伴いますので、すぐに自動車整備工場に持ち込んでみてもらいましょう。

電圧計を取り付けてドレスアップしよう

車内に後付けの電圧計などが付いていると、スポーティーな雰囲気になり運転する楽しさを盛り上げてくれるでしょう。
いくつか電圧計などの後付けメーターを取り付けた車両をみてみましょう。

電圧計

4連モニター

電圧計

たくさんの後付けモニター

電圧計

クーラーの出口に取り付けさりげないお洒落

電圧計

Aピラーに配置

視認性を重点的に電圧計などの後付けモニターを配置するか、ドレスアップを重点にした配置にするかは、どのような場面で自動車をしようするかによって変えて運転の妨げにならないように配置しましょう。

自動車に電圧計を取り付ける時の注意点

自動車に電圧計を取り付けるにあたって重要な注意点があります。

電圧計

自動車の電圧計

自動車の電装系は繊細です。万が一ショートさせてしまったら大変です。最悪の場合、感電しけがをする恐れがあります。
それを防ぐためにも必ず取り付け前は、バッテリーのマイナス端子を取り外しておきましょう。
これをすることによってショートを防ぎます。

自動車の電圧計以外の後付けメーター

自動車にはほかに様々な後付けメーターがあります。
特にサーキット走行など過酷な状況での走行をされる方は水温計と油温計、油圧計は取り付けておきたいですね。

水温計

自動車の冷却水温度を計測します。

【水温計の基準値】
水温40度位で暖機終了、105度を超える様だとクーリング走行が必要

水温計

自動車の水温計

油温計

自動車のエンジンオイルの温度を計測します。

【油温計の基準値】
通常走行時は90度~105度位
140度を超えるとエンジンオイルの性能が著しく低下します

油温計

自動車の油温計

油圧計

自動車のエンジンオイルの圧送圧力を計測します。

【油圧計の基準値】
油温、水温が100℃以上の時のアイドリングで100kPa以下になるようなときは危険です。

油圧計

自動車の油圧計

吸気圧計

自動車の吸入空気圧力を計測します。

NAエンジンやターボエンジン、チューニングエンジンによって基準値は変わります。
吸入空気圧力を極端に上げすぎるのはエンジンに負担がかかりますので、他の部品も合わせて交換し見合ったチューニングを行います。

吸気圧計

自動車のブースト計

まとめ

いかがでしたでしょうか?
電圧計に関するまとめでした。

電圧計は注意点さえ守れば簡単に取り付けが可能です。
是非、DIYで試してみましょう!

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