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意外と知らないかも!?バイクの構造についてまとめてみました

バイクは好きだけど構造まではよく分からない!という方もいらっしゃると思います。そこで今回はバイクの構造について簡単にご紹介していきたいと思います。バイクに興味のある方や構造までは知らないという方はぜひチェックしてみてください!

バイクの構造:エンジン周り

バイクのエンジンにはさまざまなタイプがあり、シリンダーの数によって、単気筒エンジンや4気筒エンジンなどといった呼び方をします。気筒というのは、エンジン内部のピストンが上下するところのシリンダー(筒)のことで、このシリンダーの数(ピストンの数)によって、エンジンの特性や乗り味が変わってきます。

バイクの構造①:エンジンの種類

バイク構造 直立単気筒エンジン

直立単気筒エンジンはオフロードバイクやクラシックバイクによくつかわれています。

直立単気筒エンジンは、パワーは余りありませんが、ドッドッドという独特のサウンドが耳を楽しませてくれます。低中速を重視したエンジン構造となっています。

バイクの構造②:V型2気筒エンジン

バイク構造 V型2気筒エンジン

V型2気筒エンジンはよくVツインとも言われています。

ピストンが2つなので単気筒より回転を上げることができます。お互いの動きを助けあうので燃費が良くなる傾向があるようです。バイク便などではよくVツイン構造のバイクに乗っていることが多いんだとか!

バイクの構造③:並列4気筒エンジン

バイク構造 並列4気筒エンジン

並列4気筒エンジンは日本で最も主流のバイクと言ってもいいようです。

低中速はそれほど得意ではないようですが回転が上がるにつれて滑らかなパワーを得ることができるエンジン構造となっています。滑らかなので乗りやすく、バイクの教習でも一番使われているようです。

バイクの構造:排気系

バイクの構造:マフラーのしくみ

バイク構造

マフラーについても色んな種類のものがありますが、ここでは4ストエンジンマフラーの基本的な役割についてみていきましょう! 

マフラーは消音機とも言われており、その構造はとても簡単なものとなっているようです。マフラーはエキゾーストパイプと呼ばれる鉄の筒が主軸となっています。そしてサイレンサーの中にはグラスウールという丈夫な綿のようなものが巻きつけられており、この綿で音を吸収します。

流れとしては…
エンジンの爆発音
①エキゾーストパイプ
②サイレンサー(グラスウールで音を吸収)
③静かに排気

バイクの構造:チャンバー

バイク構造

マフラーはただの消音機と思ってもいいですが、チャンバーはただ排気するだけでなく重要な役割をもっているのです!

チャンバーはもちろん消音機としての役割もあるので膨張室をいくつもつくって音を反射させて音を消す工夫をしています。またチャンバーは2ストのエンジンについており、重要な役割をになっています。2ストのエンジンは構造上新しく入ってきたガソリンも一緒に排気されてしまいます。なので衝撃波を一度跳ね返らせて排気されそうになった新しいガソリンを燃焼室に押し戻してくれる働きがあります。

バイク構造

ここは2ストのエンジンの構造をわかっていないとちょっとわかりにくいかもしれません。なのでさわりだけでこんなもんがあるんだくらいに思っていただければと思います!

バイクの構造:駆動系

バイクの構造:チェーンのしくみ

バイク構造

現在ほとんどのバイクではシールチェーンというものが使われています。その構造をチェックしていきましょう!

現在のチェーンはリンクプレートの重なり合いで構成されています。中にはシールというゴム製のOリングがはさまっていて、シールの中にグリスが封入されていることによって摩耗を防いでいます。同じくチェーンが使われている自転車の場合はノンシールチェーンとなっています。

バイクの構造:サスペンション

バイクの構造①:フロントフォークのしくみ

バイク構造

フロントフォークっていうのはフロントタイヤについている2本の棒のことです。ではどんな役割なんでしょうか!? 

フロントフォークはスプリングとフォークオイルのふたつで衝撃を吸収する働きをもっているためこのおかげで安心してバイクに乗ることができます。もしフロントフォークがないと段差や砂利道なんかを走るときにふりおとされてしまうくらいに衝撃が伝わってきてしまいます。やはりオフロードバイクのフロントフォークのほうがショック吸収力はいいですね。

バイクの構造②:リアショックのしくみ

バイク構造

リアクッションは簡単な構造だけどいろんな種類がありますよ!

リアクッションはスプリングとサスペンションオイルで衝撃を吸収する仕組みとなっています。リアショックっていってもいろいろありますが、基本的な構造は同じです。種類としては硬さがちがうものや長さのちがうもの、色のちがうものなどなど…。ドレスアップにももってこいのパーツとなっているようです。

バイクの構造について、まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はバイクの構造についていくつかご紹介していきました。構造まで知っているという方はあまりいないかもしれませんがもしものときにバイクの構造を知っていれば対処できることも多くあると思いますのでこの機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

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