便利なSUV車！中古のスバル・フォレスターの見るべきポイント！

スバル・フォレスターの中古車相場をチェックする前に、フォレスターについてご説明します。
1997（H9）年に、ラフロードのみならず、ハイウェイやワインディングなど、「すべての道でスポーツできる」と謳われるスポーティコンパクトSUVというコンセプトの元、フォレスターが誕生しました。SUV車のような走行性能の高さと、ワゴン型のような車の利便性を兼ね備えたのが初代フォレスターの特徴でした。そこから、スバルの北米進出などに合わせて、モデルチェンジをしていく度にボディサイズが大型化していきました。

今現在のフォレスターは、スバル独創のシンメトリカルAWDを核に、バランスの良いSUVとしての基本性能を進化させつつ、「デザイン」や「走りの愉しさ」、「SUVとしての使い勝手と快適性」に一層磨きをかけ、安全性能をさらに強化させました。先進安全技術の「アイサイト（ver.3）」や「アドバンスドセイフティパッケージ」などを採用し、エクステリアなどを進化させ、SUVの逞しさと先進的な印象を向上させました。インテリアも本格SUVとしての機能性の高さを感じさせるデザインなどで、走行時の静粛性と上質感も高めています。

現行フォレスターでは、2L 水平対向4気筒（148馬力）エンジンと、2L 水平対向4気筒 直噴ターボDIT（280馬力）エンジンを用意。トランスミッションは、CVT（リニアトロニック）と自然吸気車に6速MTを用意しており、グレードは、「2.0i」に装備の充実化を図った「2.0i-L」、アイサイトを搭載した「2.0i-L アイサイト」、「2.0XT アイサイト」をラインアップしています。

ではスバル・フォレスターの中古相場を見ていきましょう。
フォレスターの新車時価格は197万円-435万円で、中古車相場は1万円-368万円となっております。

これまでのフォレスターは、4世代のモデルに分かれており、小型でスポーティーさがある初代や2代目に対して、3代目や現行車になりますと、よりSUV車らしさが顕著に出てきているのが特徴です。
その点に注意していきながら、中古のフォレスターを探すと良いでしょう。
では次に、中古のフォレスターを見ていく上で大切なポイントを、内装と外装に分けてご説明します。

最初はフォレスターの内装です。
大きく分けると、スポーツカーのようなクールな初期のフォレスターと、SUVらしく快適で優雅な後期のフォレスターに分かれます。
これらは好みによって異なり、カスタムもそれによって異なります。

中古のフォレスターを探す際にも、それを踏まえた上で探すと見つかりやすいと思います。
しかしいずれの中古のフォレスターも、内装の傷や天井のシミ等が気になるようであれば、細かくチェックする必要があるでしょう。
走行距離や機器類が機能するか否かをも忘れずに。

外装も内装と同じく、スポーツカーのような前期のフォレスターと、SUVらしい後期のフォレスターに分かれます。
特に前期の一部のフォレスターの特別仕様車には、よりスポーティーにカスタムされたものがありますが、それを除いては、エアロパーツが多少カスタムされたものがたまにあります。

一方後期のフォレスターは、カスタムしにくいSUV車と年数が浅い現行車というのもあり、カスタムされているものが少ないと考えられます。
前期はエアロパーツやエンジン等のパーツに不具合や欠落がないか否か、そして後期には傷や事故歴の有無を重点に探すと良いでしょう。

いかがでしたでしょうか？
オールマイティな車の使い方ができる、スバル・フォレスターの中古相場チェックや、中古車の見るべきポイントを簡単にご説明しましたが、少しでもご参考になれば幸いです。
初代のような小型でスポーティーなものはいいですが、現行車のようなSUVをお探しでしたら、中古相場ともさほど変わらないので、技術が進歩した新車のほうをを購入検討してみても良いかと思います。
では。