記事ID2698のサムネイル画像

名前とのギャップに言葉を失う!?ダイムラー社のウニモグとは。

メルセデス・ベンツで知られるドイツのダイムラー社が製造する悪路走破性に優れた多目的トラック「ウニモグ」。フィールドを選ばないパワー、多様性、その存在感、ウニモグの実力・価格についてまとめていきたいと思います。

「ウニモグ」とは

「何だか可愛い響きだね」それが初めて聞いた時の感想でした。
でも実態は...言葉を失いました。

多目的作業型ウニモグ「U423」

農業用から除雪~軍用にいたるまで多彩な用途としても使われてきたウニモグは、ドイツ語のUniversal-Motor-Gerät「(多目的動力装置)」が名前の由来です。
1,000種類以上もの多彩なアタッチメントを装着する事により、四季を通じてフィールドを選ばず、何通りもの仕事をする事ができる多目的作業車です。

燃費記録からすると、軽油5.19km/Lだそう。

ウニモグの種類を見ていこう。

ほぼ変わる事無く製造されてきたウニモグは大きく分けて2つある。

多目的作業型

ウニモグU400L(ロータリー除雪装置付き)

高機能型

ウニモグU4000

カタログが存在しない車だと耳にしたのだが、価格はどうなのだろう。
調べていく中で分かった事は、ウニモグU300の車両本体価格で約1600.0万円+アタッチメント代、高級外車が買える位だそうだ。
一部の中古車相場では298万円~1390万円とある。

ウニモグの評価

では、実際にウニモグに対する声を聞いていく事にしましょう。

ウニモグ u5000

「充実した装備で快適な走りを演出することが出来るのでかなりおすすめしたい」

「山道から悪路、砂道浅瀬など走る場所を選ばないタフなマシン。とても優れた一台ですが乗り心地は良くなく、燃費がもの凄く良くありません。」

「走りを楽しめる車だが、馬力がある分燃費が悪い。 後部が見にくいので気をつかう事が多かったです。」

ライバル車との価格比べ

ウニモグのライバルと呼べる車はあるのでしょうか。探してみました。

メガクルーザー

1996年1月~2001年8月生産モデル

トヨタ自動車が生産、陸上自衛隊向け高機動車・民生バージョンとして、1996年1月に登場した多目的車。その大きさや外観から「和製ハマー」とも呼ばれ、開発の主眼が災害時の救援・救助に置かれており、いわゆる一般消費者向けの自動車ではないそうだ。

1996年1月~2001年8月生産モデル

新車時価格:962万円~980万円
中古車相場:798万円~998万円

ランドローバーディフェンダー130CC-R(日野)

ランドローバー ディフェンダー

イギリスの自動車メーカー、ローバーのオフロードモデルとして誕生。その初代モデルの流れを汲むのがディフェンダーである。
実用指向のオフロードSUVとあって、用途に応じた使い分けを可能にしているらしい。

ランドローバー・ディフェンダー
中古車価格 188~900万円

ウニモグの感想・評価

ウニモグの多様性、存在感は見る人に憧れを抱かせる事でしょう。
そんなウニモグの感想や評価の声を集めてみました。

多目的作業中、ウニモグ。

「540リットルの燃料や180リットルの飲料水を搭載したウニモグの総重量は、およそ7トン。それでもウニモグは比類ない信頼性を見せてくれる」

「無骨さと剛健さが、抜群にかっこいい。こういう感じのは逆に今の時代の感性にあっていると思います。古いものだとメンテナンス代が異常にかかることになりそうです。」

まとめ

車両本体価格は高い印象だが、複数種類のアタッチメントが付けられ、数十年に渡り使う事が出来る車両だという事を考慮するならば、トータルコストでウニモグを選ぶのも有りではないだろうか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ