ホンダのスポーツカー、インテグラタイプRの中古車購入ポイント

ホンダより販売されていたスポーツカー、インテグラタイプRとはいったいどのような車だったのでしょうか？
簡単にご紹介します。

初代インテグラタイプRは1995年に誕生しました。　DC2という型式で呼ばれます。
搭載されてるエンジンはB18C Spec-R 直4 1.8L DOHC VTECで1800ccのエンジンからは想像もつかない高馬力200馬力を発生します。
またホンダの技術VTECが搭載されており、高回転域では伸びのある加速が楽しめます。

そんな初代インテグラタイプRを引き継ぐ形で2001年に2代目DC5が誕生しました。
搭載するK20A型 直4 2.0L DOHC i-VTECからは、220馬力を発生していました。
初代エンジン運動性能を上回っています。

2006年にはクーペモデルの不人気や若者の車離れによって生産が中止されました。

インテグラタイプRの中古車はどのような価格帯にあるのでしょうか？
年式と価格について調べてみました。

【インテグラタイプR　中古車価格　年式と価格】
1995年10月～2001年6月生産モデル
43万円～200万円

2001年7月～2006年6月生産モデル
70万円～270万円

人気の高いスポーツカーなので、中古車市場でも程度の良いものは高額な金額になっています。

インテグラタイプRの中古車を購入する際にはどこを重点的に見ればよいのでしょうか？
順を追ってご説明します。

スポーツカーのインテグラタイプRは前オーナーがどのような使用用途で使用していたかによって状態がかなり左右します。

車両全体としては、エアロ同士のあわせ面がずれていないか浮いてはいないか確認します。
左右のヘッドライトやリアブレーキランプを見て、片側だけ綺麗だったり新品に交換されている車両はぶつけている可能性がありますので、要チェックです。

インテグラタイプRに搭載されているエンジンは初代、二代目ともに高回転を得意とするエンジンです。
低回転ではトルク不足を感じる為、回転数は高めで走行することが多い車両になります。

高回転でエンジンを回すと各部品への負荷は大きくなります。
走行距離が多い車両は思い切ってエンジンのオーバーホールをお勧めします。

また、オイル漏れや滲みも確認しましょう。

実際にエンジンを掛けてみて、掛かり具合やアイドリングの安定性などもチェックします。

インテグラタイプRの内装はとてもシンプルです。
それゆえ、傷や凹み割れは目立ってしまいます。
インパネ周りの部品の使用傷は仕方がないですが目立つ傷は無いか確認しましょう。

またシート周りも見ておきましょう。
穴は無いか汚れてはいないかを見ます。

インテグラタイプRにはMT車しかありません。
高回転エンジンのインテグラタイプRはトランスミッションにも高負荷がかかります。

実際に試走できるなら走りながら各シフトレンジにスムーズに入るか確認します。
また、クラッチは滑り気味ではないかも確認します。

特に前オーナーがスポーツ走行を多用していた、サーキットユーザだった場合は注意が必要です。
足回りは注意してみておくとよいでしょう。

インテグラタイプR中古車の下回りを確認して、アーム類の歪みが無いかチェックします。
また、サスペンションはきちんと減衰が働いているか、ブレーキ部品の消耗品は摩耗していないかを確認します。

インテグラタイプRは販売が終了してからも人気のとても高い車両になります。
程度の良い車両になると当時の新車価格にも匹敵する価格になります。
そんなインテグラタイプRの中古車を少しでも値引きして買うにはどうしたらよいのでしょうか？

インテグラタイプRを実際に中古で購入した人はどのような感想や評価をしているのでしょうか？
オーナーの声を集めてみました！

いかがでしたか？

インテグラタイプR中古車にかんするまとめでした。
中古車でもインテグラタイプRは非常に楽しい軽快な車です。
是非、ピュアスポーツカーに乗ってみませんか？

最後に、インテグラタイプRの中古車情報サイトのご紹介です。