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ロータリー搭載の大人気スポーツカー!RX-7の燃費ってどのくらい?

かつてはモータースポーツ界でも活躍し、生産が終了となった今でもスポーツカーとしても非常に人気の高いRX-7。今回はそんなRX-7の燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介します。RX-7とは一体どんな車なのでしょうか。

RX-7ってどんな車?

今回は人気車RX-7の燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介しますが、そもそもRX-7とはどんな車なのでしょうか。
まずはRX-7について、簡単にまとめます。

RX-7はマツダが開発し、製造販売していたスポーツカーで、2002年8月の自動車排出ガス規制の強化を受けて生産終了となった人気車です。
累計販売台数が81万台という驚くの数字からも人気の高さがうかがえます。

RX-7は3代に渡り、初代はサバンナRX-7の名で1978年に販売が開始されました。
この初代RX-7は「セブン」または「SA」と呼ばれ、現在も多数の愛好家が大切にしておられるため、旧車ミーティングなどでも見ることができます。

1985年に販売された2代目RX-7は「セブン」または「FC」と呼ばれ、モータースポーツ界で活躍したり、漫画にも登場したりと当時の若者を中心に大ヒットした人気車です。
フロントブレーキに日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用したことでも話題になりました。

そしてRX-7最終型となる3代目は「セブン」または「FD」と呼ばれ、1991年に販売が開始されました。
シーケンシャルツインターボが搭載された13B型ロータリーエンジンで、非常にピーキーな動きのスポーツカーとして話題となりました。

どの世代も人気のあるRX-7が発売された当時の価格はSA22C型が2,220,000円〜、FC3S型が2,090,000円〜3,800,000円、FD3S型が 2,900,000円〜4,000,000円となっています。
ただし、RX-7は稀少なロータリーエンジンのため、現在でも状態が良い中古車だと新車価格に近い価格で販売されています。

RX-7の燃費

では、次は本題のRX-7の燃費についてご紹介します。
ここでは、燃費データが確実である2代目と3代目の燃費をご紹介します。

気になるRX-7の燃費は10・15モードで
FC3Sが7.7km/L
FD3Sが7.1〜8.1km/L
となっています。

燃費競争が激化する昨今では、たとえスポーツカーであっても燃費が良くないと売れないというイメージがありますが、この当時は燃費をそれほど気にする時代ではなかったため、スポーツカーと言えば燃費が悪いものと言われていました。

そういった時代背景を考慮すると、RX-7のこの燃費データはごくごく普通の値ということになります。
ただ、燃料油価格が高騰している昨今で乗るのには経済的に少し厳しい数値であると言えます。

RX-7の実燃費

次はRX-7の購入を考えている人が一番気になる実燃費をご紹介します。
RX-7は実際、どれくらい走るのでしょうか。

気になる実燃費は
FC3Sが街乗り:4.0〜7.0km/L、高速:7.0〜10.0km/L
FD3Sが街乗り:4.0〜8.0km/L、高速:7.0〜12.0km/L
となっています。

渋滞路の多いような市街地で乗る場合は燃費の悪さが目立つようですが、高速道路中心に乗る場合はカタログ値を上回る数値が出ています。
ストップ&ゴーが少なかったり、回転数が安定すると燃費が伸びるようです。

RX-7の燃費評価

最後はRX-7オーナーによる燃費評価をご紹介します。
セブンオーナーはどのように評価しているのでしょうか。

RX-7の燃費評価を見ていくと「燃費は気にしない」や「燃費を気にする人が選択する車ではない」などという評価と併せて、燃費の悪さよりもRX-7の走りや他車にはない独特の良さを評価する人が多いのが印象的でした。

RX-7オーナーは燃費性能を十分理解した上で乗っているといった印象です。
燃費が悪くても、それでもなおRX-7に乗りたいという人が後を絶たないのは、セブンのもつポテンシャルの高さに魅了される人が多いからだということになります。

RX-7の燃費のまとめ

いかがでしたか。
RX-7の燃費を調べた結果、燃費自体はそこまでよくないということが分かりましたが、燃費の悪さをカバーする良さが詰まった魅力的な車だということがよくわかりました。

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