キュートで魅力的な軽自動車・ダイハツミゼット２の中古車情報！

限られた車体サイズの中で最大の室内空間や快適な走行性能を追求するのがここ最近の軽自動車の主流ですが、このミゼット２に関してはそんな流れを度外視した斬新なコンセプトが特徴です。

フェンダーに取り付けた２灯の丸ライト、ボンネットのスペアタイヤなどにより、愛らしいスタイリングとなったダイハツミゼット２．同社の軽トラック、ハイゼットと同じエンジンながら車体が軽く小さいため、実燃費は２倍近く良かったそうです。

コンパクトなサイズのため、ミゼット２は１人乗りがベースです。しかし発売後、カーゴ、ピックタイプが発売し、２人乗りが設定されました。

ミゼット２のボディタイプはピックアップトラックとカーゴタイプの２種類。用途に応じて、好みのモデルが選べるようになっています。

ボディタイプ 2ドアセミキャブオーバー型トラック(ピック)
3ドアセミキャブオーバー型ライトバン(カーゴ)
エンジン 直3 SOHC キャブレター 660cc
駆動方式 FR
最高出力 23kW(31ps)4900rpm
最大トルク50N･m(5.1kg･m)/3200rpm
変速機 3速ATまたは4速MT
サスペンション 前：マクファーソンストラット
後：リジッドアクスル＋リーフスプリング
全長 2895mm（ピックアップトラック 後期型の数値）
全幅 1335mm（同上）
全高 1650mm（同上）
ホイールベース 1840mm（同上）
車両重量 580kg（同上）

ミゼット２について基本的な情報がわかったところで、本題の中古車について説明していきましょう。まずミゼット2を中古で購入するにあたり注意すべきポイントを上げていきます。まずはボディです。

ボディの隅々をチェックして、錆がないか確認しましょう。特にミゼット２はドア下に雨水がたまりやすく、要注意です。

また修復歴の有無はミゼット２にとって他の車種より重要。軽トラックベースで後輪駆動の雪道でより不安定になりがち。さらに修復歴があれば車体のバランスも悪くなる傾向が強く、スリップの原因になることがあります。

今から１５年以上も前に製造されたクルマなのでエンジンの状態もしっかりとチェックしておきたいところです。

一番重要なのはオイル漏れのチェックです。ヘッドカバーからのにじみは簡単に直りますが、クランクシャフトのオイルシールやガスケットからの漏れは修理費もかさみます。ただ汎用性のあるエンジンのため、修理不能になるほどではありません。

それでは実際にミゼット２の中古車にはどのようなものがあるでしょうか？実際に販売されているものを調べてみました。ちなみに中古車の価格は、２０１６年９月現在のものです。

オリジナルの状態を維持した中古車です。このまま乗っても良いし、これから自分好みにカスタマイズしても良いですね。走行距離１万キロ、フロア４速MT、平成８年式の前期型です。

ポップなライトブルーのカラーに、繊細なスポークのホイールが良く似合うミゼット２の中古車です。走行距離２．９万キロ、AT、車検なしでの価格です。

専用の革調シートでインテリアもドレスアップ。エアコンも装備し、快適な室内空間を演出しています。走行５．７万キロ、平成１０年、二人乗りとなっています。