大人気ハイブリッドカー!!ハイブリッドカーの気になる燃費は?
2016/01/04
みーこ11
2015年5月にフルモデルチェンジを果たしたホンダ・ステップワゴンですが、ライバル車と比較して、ハイブリッドモデルが存在しないため、売上で苦戦していたのは正直なところ!ところが、ついに、そのステップワゴンにハイブリッドが追加されます。その全貌をご紹介します。
では、ステップワゴンハイブリッドをご説明する前に、現行の5代目ステップワゴンについて、簡単にご紹介させていただきます。
1.5L4気筒ターボエンジンを搭載!
5代目ステップワゴンの特徴は、なんといっても「エンジン」にあります。
従来のミニバンの常識をくつがえす、1.5LDOHC4気筒エンジンにターボチャージャーをドッキングして発売しました。
これにより、従来のミニバンより、自動車税がお安いのに、パワーは2.0Lミニバンと互角、トルクに至っては2.4Lと同様の数値をたたき出しました!
5代目ステップワゴンには、ファミリーユースを徹底的に調べ上げた、心憎い装備も充実しています。
乗り降りが楽な「わくわくゲート」
写真右側が、5代目ステップワゴンで装備された「わくわくゲート」です。
この「わくわくゲート」は、ステップワゴンのエントリーグレード「B」を除く全車に標準装備されています。
バックで出庫時に接近車を監視!
バックで車庫から出るとき、クルマが近づくと警報でお知らせします。
ショッピングモールでの出庫時に役立つような装備ですね(タイプ別の設定)。
ステップワゴンは、全グレードが5ナンバーサイズに収まり、運転もラクラクのミニバンです!(スパーダは、エアロ部分の長さにより、3ナンバーになります)。
【ステップワゴン・サイズ】
全長×全幅×全高 : 4735×1695×1840(1855) 単位はmm、カッコ内は4WD
5代目ステップワゴンのJC08モード燃費は、カタログ値 17.0km/Lと発表されています。
JC08モードとは!?
JC08モード燃費とは、実際の運転状況にきわめて近い測定値といわれています。
【実燃費はどうか?】
では、1.5Lダウンサイジングターボの実際の燃費はどうでしょうか?
e燃費で調べたところによりますと、ユーザーの皆さんから寄せられた実燃費は、
10~13km/Lということになっています。
ステップワゴンは、その用途に応じて様々なタイプからリーズナブルな価格で選べます!
【ステップワゴン スパーダ価格】
・SPADA HondaSensing 2,840,000円(3,077,600円)
・SPADA CoolSpirits HondaSensing 2,990,000円(3,184,400円)カッコ内は4WD
【ステップワゴン価格】
・B 2,288,000円(2,547,200円)
・G HondaSensing 2,610,000円(2,847,600円)
・G EX HondaSensing 2,830,000円(3,046,000円)カッコ内は4WD
先進の安全運転支援システムがHonda Sensing
Honda Sensingとは、「誰もが事故に会わない社会」を目指して開発されたシステムです。
ラインアップの大きな罠!!
良い所ずくめに見えるステップワゴンですが、販売台数は伸びていないんです!
2016年1月から6月までの販売台数を見てみましょう!
・ヴォクシー 44,377台
・セレナ 35,216 台
・ステップワゴン28,699台
(日本自動車販売協会連合会のデータより)
トヨタのヴォクシーと、あろうことか、モデル末期のセレナにも累計販売台数で抜かれています!!
ハイブリッドが無いのは痛い!?
ステップワゴンの販売台数が伸びないのは、「ハイブリッド」が無いからとも言われます。
特に、ミニバン購入のカギを握る「ママさん」層では、「ターボ」=「燃費が悪い」というイメージがつきやすいといわれます。
現に、ライバル車「ヴォクシー」のハイブリッドは、e燃費のデータで16km/L以上をたたき出しています。このことからも、ステップワゴンのラインアップにハイブリッドが無いのは痛手といえそうですね。
いよいよステップワゴンに「ハイブリッド」が登場しますが、その時期はいつ頃になるのでしょうか?
ズバリ!2017年4月にモデルチェンジ!
現在、最有力であるのが、2017年4月のモデルチェンジに合わせて、ハイブリッドを追加するという情報です。
2017年4月のモデルチェンジは、いわゆる「マイナーチェンジ」となるので、外観はさほど変化がないと思われます。
2017年4月のモデルチェンジに合わせ、ステップワゴンにハイブリッドがラインアップされるとの情報が最有力ですが、では、気になるハイブリッドシステムはどのようになるのでしょうか?
フリードと同じ、1.5L i-VTEC+i-DCDハイブリッドが最有力!
現時点で最有力であるのは、新型フリードと同じハイブリッドシステムです。
1.5L i-VTEC DOHCエンジンに、高出力モーターを内蔵した7速デュアルクラッチのトランスミッションを備え、低燃費と軽快な走りが約束されます。
フリードハイブリッドのシステムスペックは以下の通りです。
【エンジン部】
最高出力(kW[PS]/rpm) 81[110]/6,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 134[13.7]/5,000
【モーター部】
最高出力(kW[PS]/rpm) 22[29.5]/1,313-2,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 160[16.3]/0-1,313
現行のガソリンタイプのステップワゴンの実燃費は、10~13km/Lといったところですが、ハイブリッドになった場合の燃費はどれくらいでしょうか?
新型フリードハイブリッドで15~23km/L!
新型フリードハイブリッドの実燃費は、15~24km/Lとなっています。
フリードハイブリッドの車両重量が1,400kg、現行ステップワゴンの車両重量が1,700kg(G・EX)となっています。ですから、ステップワゴンハイブリッドの実燃費は、フリードよりやや劣るところでしょうか?
しかし、先ほどご紹介した、ヴォクシーの実燃費が16km/Lですから、この数値を上回ってくる可能性は高いと思われます。
2モータースポーツハイブリッドの噂も!
他にも、あっと驚く、アコードに搭載される「i-MMD」が搭載される噂もあります。
このハイブリッドシステムは、先日「オデッセイ ハイブリッド」に搭載されたもので、2.5L並みのパワーと、3.0L並みのトルクを発揮するものです。
ただし、この2.0L i-MMDスポーツハイブリッドは、車格が上の「アコード」や「オデッセイ」に採用されたものですから、「ステップワゴン ハイブリッド」に採用される可能性は低いといえましょう。
では、ステップワゴンハイブリッドはどれくらいの価格で発売されるのでしょうか?
ステップワゴンハイブリッドは、若年層ファミリー向け!
実は、ステップワゴンの販売コンセプトは、「若年層のご家族が買いやすいクルマ」なんです。
ですから、ステップワゴンにハイブリッドを搭載したとしても、おいそれと高価格にはできませんね。
予想では、グレードに応じて、290万円~340万円程度といわれています。
次回のモデルチェンジが楽しみですね!
いかがでしたでしょうか?どのようなフォルムでハイブリッドが登場するのか楽しみですね!最後までお読みいただき、本当に有難うございました。
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