2015/12/29
あべちゃんこ
秋紅葉のドライブシーズン。関東圏をスタートするなら近場の箱根を目指せば日帰りでも気楽に大丈夫。東側からターンパイクに乗って芦ノ湖へ。富士山を眺めて芦ノ湖周辺を楽しんだら国道1号線の山下りカーブを抜けて箱根湯元に戻るドライブコースを辿ります。
関東圏から箱根に入るとして、いろいろなルートがありますが、
今回は「MAZDAターンパイク箱根」から入るとしましょう。
東京から向かうとすれば、東名高速を走って厚木ICで厚木小田原道路に乗り継ぎ終点まで行きます。
厚木小田原道路は思わずかっ飛ばして行きたくなるような道ですが、
覆面パトカーが出没しますので、くれぐれもスピード違反にはお気を付けて。
終点の「小田原西」を早川方面へ向かって行けば「ターンパイク入口」の案内看板が出てきます。
ターンパイク箱根は有料道路です。
普通車・軽自動車 720円
通行できる時間帯 5:30~22:30
(最終入場時間22:00まで)
天候その他情勢によって変更されたり通行止めになったりしますので注意しましょう。
MAZDAターンパイク箱根の入口
入口料金所です。さあ山登りのドライブを満喫しましょう。
ターンパイクを山登りのドライブです。
入口の料金所から出発して最初が、傾斜の強い結構キツイ登りになります。
出だしから気合が入りますね。
あとは、都会の雑踏から離れて山道を走りながら大自然に包まれながら爽快にドライブです。
料金所から約14kmの距離を走って、
山頂までたどり着くとそこに「MAZDAスカイラウンジ」があります。
ここで絶景を見ながら一休みはいかがでしょう。
MAZDAスカイラウンジ
ターンパイクのドライブイン。
ターンパイク本線の終点です。
ここの駐車場脇の展望台から見る風景は圧巻。
ここからの眺望はまさに360°の醍醐味。
天気さえ良ければ、山側は、芦ノ湖を眼下に富士山。
海側には、初島、大島、三浦半島、遥かに房総半島も望めます。
早朝、日の出前にここに来れば朝日に赤く雪を染めた富士山の絶景を望むことができます。
もちろん天気が良ければの話ですが。
スカイラウンジから臨む富士山と芦ノ湖
晴天の日の出のときは「紅富士」が望めます。
ここには、食事をしたりやお土産を買うことのできる施設があります。
ラウンジの一階には「和み屋」「ダムトラックスカフェ」「大観らーめん」といった食事処があり、二階には「ティーラウンジ」があります。
「和」「洋」「麺」「カフェ」と揃っているようですね。
お土産ものは一階の「星の国」というお店で箱根、富士みやげや伊豆のものも揃っているようです。
営業時間 平日 9:00~16:30
土日祝 7:00~17:00[3月16日~12月15日]
8:00~17:00[12月16日~3月16日]
二階の「ティーラウンジ」は営業カレンダーが別途に月ごとに決まっているようです。
MAZDAスカイラウンジを出て西へ。
しばらく走って「箱根芦ノ湖口」を芦ノ湖方面へ。
「椿ライン」(県道75号線)を下るルート、まさに山下りのドライブです。
あまり極端なカーブは少なく、山並みの中を突っ切って気持ちよくドライブです。
長い下り坂なので、エンブレとフットブレーキの併用は忘れずに行きましょう。
下りきると、そこは箱根関所南の交差点。
スカイラウンジから約5kmくらいの距離です。
芦ノ湖の湖畔になります。
ここは、毎年正月に行われる「関東大学箱根駅伝」の往路ゴールであり復路スタートの地点でもありますね。
箱根駅伝ミュージアム
椿ラインを下りきって箱根関所南の交差点を渡った先にあるミュージアム。
下り坂のドライブで少し緊張もしたところで、この界隈を散策して楽しんでみるも良いかもしれません。
江戸幕府の時代、通行人改めを行った「箱根関所」が復元されてここにあります。
厳しい改めを行った「大番所」や「上番休息所」「足軽番所」そして関所破りを拘留した「獄屋」などが立ち並び、当時の様子をうかがい知ることができます。
営業時間 9:00~17:00[12月~2月は16:30まで]
(最終入場は終了時間の30分前まで)
料金 大人500円 小学生250円
箱根関所
平成19年(2007年)に復元されました。
箱根関所資料館
関所のことをわかりやすく解説した資料館。
ミニチュアの「大名行列」の展示は大好評だとか。
もし時間があればの話ですが、
ドライブでずっと運転ばかりで、少し気分転換をはかりたい、という感じでしたら、
芦ノ湖の湖上を渡る「海賊船」に乗ってみても良いかもしれません。
箱根海賊船
船は三種類。黒い船体の「ビクトリー号」赤の「ロワイヤルⅡ号」緑の「バーサ号」です。
箱根町港から桃源台まで片道の所要時間。直行で30分、元箱根港経由で40分です。
船に乗って、湖上の風景を楽しむというもの「あり」ですが、
船の中を散策して、その凝った造形を楽しむというのも「あり」かもしれません。
運賃 箱根町港~桃源台 往復 大人(中学生以上):1840円
小人(小学生) : 910円
さて、そろそろ帰路につきましょう。
帰りは国道1号線をドライブです。
「箱根新道」で帰ったのではアッサリし過ぎますから、
どうせ走るなら、あの「箱根駅伝」の復路を通って箱根湯本へ下るルートです。
湯本まではざっと18kmくらいの距離です。
長い山下り、ヘアピンカーブもところどころあって、緊張感あふれるドライブです。
ときどき猿も出没しますので要注意です。
箱根小涌園前を抜けて小涌谷の踏切を渡って行きます。
小涌谷の踏切
箱根登山鉄道の「小涌谷駅」のすぐ近くです。
宮ノ下交差点を抜けて大平台温泉へと下り下りのドライブです。
駅伝のテレビ中継で見慣れた景色を駆け抜けて行くドライブですね。
大平台温泉近く
ヘアピンカーブを下ります。
いよいよ今回の箱根ドライブの終着地点。
箱根湯本です。
このまま国道を進んで行けば、厚木小田原道路の入口に入れます。
箱根湯本駅
箱根登山鉄道の発着駅です。
小田急線も特急や急行が
ここまで乗り入れています。
時間があれば、その先の西湘バイパスに乗って江の島方面へ湘南の海岸線を縫って行くドライブも「あり」かもしれません。
あるいは、湯本に足を止めて「日帰り温泉」でゆったりと一休みというも「あり」だと思います。
江の島の夕暮れ
ここまでドライブも良いでしょう。
この先で出会える感動をもとめて
基本的に「箱根駅伝」のルートを思い描いたのですが、
往路の方は「MAZDAターンパイク」を登るコースにしました。
復路の「国道1号線」山下りではまた違った醍醐味を味わえるでしょう。
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