軽自動車の気になる走行距離、気にする走行距離のあれこれについて!
2016/04/09
とっぱらや
ごく最近ですが、軽自動車の重量税は2段階で値下げが有りました。実は軽自動車の重量税は8,80円だったのです。これが7,700円になり、現在は6,600円となりました。しかし、その重量税、今度は増税になりそうです。原因はグリーン化税制です!
軽自動車の重量税は、2段階で減税されています。従来は8800円だったのが、7700円に減税され、そして平成27年4月1日からは6600円と安くなりました。
自動車の継続検査時に支払う重量税は、道路の特定財源として使われている。
自動車重量税は、道路を作ったり道路の整備を行うために使われています。いわゆる道路特定財源ですね。
軽自動車の重量税は現在下記のようになっており、エコカー減税が適用される車と、そうでない減税が適用されない車に分かれます。
◆エコカー減税適用の場合
3年車検の車
100%免税の軽自動車は0円
75%減税 1800円
50%減税 3700円
25%減税 5600円
本則税率※1 7500円
エコカー減税適用無し 9900円
2年車検の車
100%免税 0円
75%減税 1200円
50%減税 2500円
25%減税 3700円
本則税率※1 5000円
エコカー減税無し 6600円
重量税の納付書
(※1)乗用車及び軽量車(車両総重量2.5t以下のバス・トラック)のうち、平成27年度燃費基準達成かつ平成17年排ガス規制75%低減(☆☆☆☆)のものについては、平成27年5月1日から平成29年4月30日までの間に新車新規登録等を行った場合における納付すべき税額が本則税率による税額となります。
軽自動車の重量税は、燃費基準を達成した車が優遇措置を受ける事ができる事になっています。
廃車すると、重量税は還付されます!
車検が残っている軽自動車を廃車・つまり解体し永久抹消登録を行うと、車検が残っている機関分の重量税が還付されます。
軽自動車に限らず、重量税は還付されます。ただし還付されるためには条件が有ります。その条件とは、車の廃車が条件です、車検証の返納だけでは無く、車の解体及び解体後の永久抹消、つまり、解体報告がなされた自動車のみが、重量税の還付を受ける事ができます。但し、車検が1カ月以上残っていることが条件です。車検が無い車の重量税は還付されません。
自動車重量税還付制度・中古車輸出返還制度について
中古車を車検が残ったまま、解体し永久抹消登録を行うと、車検の残り期間に応じて重量税が還付される制度が有ります。これは、一時抹消~解体~解体報告~永久抹消登録を行うことが条件です。
去年の軽自動車税増税に続いて、今年は重量税(車検費用)も増税!?
古くなった軽自動車の重量税が増税となりました。この法律ができた事によって、古い軽自動車を使い続ける事ができなくなりました。また経済的な弱者である、山間部や地方にに住む、高齢者を苦しめる政策になりました。この法律の目的は、地球の温暖化防止や、大気汚染防止の為の法律です。
軽自動車も新車登録より13年を経過した車は増税になります。対象者はエコカー以外の車が対象です。
13年経過の車 平成28年3月31日迄は 7800円
平成28年4月1日以降 8200円
18年経過の車 8800円
こんなカッコいい旧車の重量税が高くなる?
古いけど、今は懐かしい軽自動車を買うのが躊躇する税制です。
軽自動車の事業用車両の重量税は?
乗用タイプの軽自動車の重量税とは違っています。
軽自動車の事業用の車の重量税は次の金額です。
エコカー減税適用車両
100%減税 0円
75%減税 1200円
50%減税 2500円
25%減税 3700円
本則税率※1 5000円
エコカー減税適用無し 5200円
車検を受けている軽自動車
軽自動の重量税は、継続検査(車検)を受ける時には、必ず払うことが義務となっています。
事業用の車両の重量税は、エコカー減税の対象になっていない車の、重量税は乗用車タイプより安くなっていますね。
軽自動車の重量税について、まとめ記事を書きました。古いものを社会の隅に追いやるような税制!イヤですね。でも地球温暖化防止や大気汚染防止の為とあれば止む得ないのかな?なんか、すっきりしませんね。
こんな、懐かしい軽自動車!ヴィンテージものですね。
今はなかなか観る事ができなくなった、ヴィンテージものの軽自動車ですが、重量税や軽自動車税が増税になって、所有する事が難しくなっています。最近の新型車もいいですが、懐かしいクラシック車も長く残したいものです。
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