記事ID29923のサムネイル画像

冬タイヤのシーズン到来。ジャッキを使ったタイヤ交換について

今年も冬タイヤの出番がやってきました。普段は車屋に頼んでしまう方多いか桃しれませんが、車に搭載されている車載ジャッキで自分でもタイヤ交換できてしまいます。今シーズンはご自分でジャッキを使ったタイヤ交換に挑戦して、浮いたお金をお小遣にしちゃいませんか?

タイヤ交換をするためのジャッキの種類について

一言にジャッキでタイヤ交換といってもジャッキにはいくつかの種類があります。
先ずはそれぞれのジャッキの特徴や簡単な使い方についてまとめてみました。

車載ジャッキ

誰もが一度は目にしたことがあるかと思います。応急タイヤへの付け替えでも使用します

別名をネジ式ジャッキ、パンタグラフジャッキとよんだりもします。
ジャッキといえばほとんどの人がこのジャッキを思い浮かべるかと思います、
ほとんどの車には標準で搭載されています。
あくまで応急用のためもジャッキですので耐久性はそこまで高くはないですが、方輪ずつ持ち上げてタイヤ交換をする場合には十分なジャッキといえます

シザーズジャッキ

毎シーズンタイヤ交換をやるならばあるとすごく便利です。買って損はないはず

油圧式パンタグラフジャッキともよびます。
車載ジャッキとの違いは、レバーを上下に動かすと油圧の力で車体が持ち上がるため、少ない力で時間も早くタイヤ交換を行うことができます。ホームセンターなどで安売りされているものは、オイル漏れなどのトラブルを起こすことがあるので、長く使いたい場合は多少高くても信頼性のあるものをおすすめします。

フロアジャッキ

車高が低い車様にローダウンジャッキなどもあります。サイズにより値段もピンキリです

自動車整備工場などでよく使われているイメージが強いかと思います。とても頑丈に作られていて車体を前後で上げることもできるので、左右一気にタイヤ交換を行うこともできます。値段は張りますが、毎年のタイヤ交換をご自分でやられる方にはとてもおすすめのジャッキといえます。

それぞれ性能には差がありますがどのジャッキを使っても基本的にタイヤ交換は可能です。安さをとるか楽さをとるかで使い分けるといいと思います。そのほか車載工具にレンチがのっていない場合はレンチを用意する必要があります。

タイヤ交換時に忘れてはいけないのが『ウマ』

ウマという言葉を聞きなれない方もいるかもしれませんが、タイヤ交換をより安全に行うために用意した方が良い道具です。

車を支えて時には人の命も守る忘れちゃいけない大切な道具です

簡単にいうとジャッキアップした車の間に挟むつっかえ棒の役割を果たします。万が一ジャッキが壊れてしまったりすべって外れてしまった時などに車が落下してしまうのを防いでくれます。
いらないタイヤなんかを挟んで代用したりもできますが、自分の身体を守るのはもちろん、大切な車を守るためにも用意していただきたい道具といえます。

タイヤ交換時のジャッキの使い方

それでは実際にタイヤ交換をするときの手順についてまとめていきます。
タイヤ交換をするときなど車をジャッキアップするときは必ず平坦な場所でサイドブレーキをかけた状態で行ってください。
ほとんどの車の場合車載ジャッキはトランクの下に車載工具と一緒に搭載されているかと思います。

タイヤのナットを緩める

先ずはタイヤが地面に着いた状態のままタイヤのナットを緩めます。このとき完全に緩めてしまうのではなく、90度ほど回れば大丈夫です。この工程を忘れてジャッキアップしてしまうとタイヤが空転してしまい、緩めることができません。

画像の様に反時計回りに回してやる事でナットが緩みます

車をジャッキアップしタイヤを浮かせる

続いて車をジャッキアップし実際にタイヤ交換をします。
このときジャッキのねじ部をくるくる回してしっかりとジャッキアップポイントにジャッキを当ててください。ジャッキアップポイントはほとんどの車が左右2か所ずつ前後にあります。車のジャッキアップポイントについては、車の取扱説明書に記載されてますのでそちらも参考にしてください。

車載工具を使ってジャッキを回すための工具にし、くるくる回していきます

車載工具を上の画像の様にセットしてます。これでジャッキアップの準備は完了です。あとは時計回りにくるくるとジャッキのねじを回してやればタイヤが浮いてきます。このとき力を入を入れる必要がありますが、車体が揺れすぎないように注意してください。タイヤが完全に地面から浮けばOKです。必要以上に上げすぎないようにしてください。

タイヤをはずしてタイヤ交換する

次はタイヤを外しタイヤ交換をします。片方の手でタイヤを抑えつつ工具でナットを回してください。ジャッキアップする前にすでにナットは緩めてありますので、それほど力を入れなくても緩まると思います。ナットが取れたらタイヤを取り外し交換するタイヤを取り付けます。ナットを締めるときもタイヤを手で押さえがらしまらなくなるところまで締め付けてください。最後に増し締めを行うので力を入れすぎなくて大丈夫です。

ジャッキダウンをし増し締めを行う

タイヤ交換が終わったら上げた時と逆の手順で車を下します。おろし終わったら必ずナットの増し締めを行ってください。これを怠るとタイヤが外れてしまう恐れがあります。
ナットの増し締めは対角線上に占めるの基本です。ナット4本の場合は上下左右の順、5本の場合星形に締めていきます。

この様に締め付けることでナットが均等に締まっていきます

ナットには締め付けトルクというのがあり締め付ける力が108N・mとなっています。1mの棒の先に10kgの力がかかっているという力です。車載工具のレンチは持ち手短くなっていて大人の力いっぱいに締めると大体108N・mの力がかかるようになっています。
これを残りの三本行えばタイヤ交換は完了です。

ガレージジャッキで両輪同時に行う方法

少し上級者向けですがガレージジャッキを使えば作業時間を大幅に短縮できます。
車のジャッキアップポイントは上記のほかに車の前後にもあります。そこにジャッキをかけてジャッキアップすることで左右同時にタイヤ交換を行うことができます。この場合車にウマを必ずかけて行ってください。

所定の位置にジャッキをかけて、必ず左右のポイントにウマをかけます

車載ジャッキによるタイヤ交換のまとめ

いかがでしたか?今までやり方がわからず車屋に頼んでいた方でも、正しいやり方を知ってしまえば自分でもできてしまいます。お金をの節約にもつながると思うのでぜひ今シーズンチャレンジしてみてください!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ