軽自動車の賠償責任保険・自賠責保険の金額は普通車より安い？

交通事故！嫌ですね、事故を起こした本人や、起こされた被害者も大変です。起こした本人ばかりでなく、その家族も悲劇に巻き込む事になります。相手が怪我であればまだしも、万が一死亡する事になれば、損害賠償金は幾らになるか分かりません。そんな時の為に自賠責保険が役に立ちます。それが軽自動車でも同じことが言えます。

軽自動車の自賠責保険は、普通車の自賠責保険と違い、その保険金額は安いのです。その差は数かです。契約期間24カ月では、普通車が27,840円に対し、軽自動車が26,370円と、その差は1,470円と僅かですが安くなっています。

自賠責保険の保証金額は、死亡時最大3000万円、障害の場合の医療費では最大160万円と決まっています。それ以上費用がかかる場合は、任意保険から支払われます。この保険から支払われる保険金は、軽自動車の場合の自賠責保険も同額です。普通車にしても軽自動車にしても、万一事故を起こした場合には、相手方の怪我の場合や、最悪死亡した場合の保険金は、自賠責保険から支払われます。ただ、この保険が出るのはあくまでも人身の障害又は死亡の場合のみで、車や対物には保険金は支払われません。

普通車にしても軽自動車にしても、万一事故を起こした場合。相手方の損害賠償が済んだあと、自身の車は廃車になった場合でも、自賠責保険は解約ができます。勿論、保険期間が1カ月以上残っていることが前提となります。自賠責保険の解約を請求する場合は、自身の車が廃車した証明が要ります。実際には廃車したことの証明として、一時抹消登録証明（軽自動車の場合は、軽自動車検査証返納証明）のコピーを添付します。

自賠責保険の解約の請求方法の手順は
①承認請求書（各保険会社に有るので、代理店で貰うか、最寄りの保険会社の支店で貰えます）
②自動車の一時抹消証明又は返納証明のコピー
上の二つを揃え、承認請求書に必要事項（住所・氏名・保険期間・登録番号・車台番号・保険金の振り込み銀行・口座番号・口座名）等を記入して、保険会社の支店に送るか、若しくは支店を訪問すると解約金が貰えます。訪問する場合は本人を証明する免許証等が必要です。なお、本人氏名の後に認め印を押しますが、之は1枚目と2枚目にも必要です。

下の金額表は、一時安くなった時の金額表です。現在の保険金額とは違います。

折角下がった自賠責保険ですが、平成25年4月1日より、再び値上げがされましたね。

自動車の自賠責保険は、事故や又は故障などで使えなくなって、廃車して一時抹消登録等を行った場合は、請求すれば解約し保険金の戻しを受け取ることができます。