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新型ノート ハイブリッド2016年に発売か?リッター37km/L以上を予想

日産ノート新型ハイブリッド2016年に発売すると見られている。その燃費はリッター37km/L以上を予想されており、さらに使い勝手のいい車になりそうだ。

新型ノートハイブリッド

日産ノートのマイナーチェンジのタイミングでハイブリッドモデルが投入されることになりそうだ。現行ノートは2012年9月に販売開始されたが、2012年度下半期、2013年上半期の販売台数でハイブリッド車を除くガソリン登録車でナンバーワンの売り上げを記録した。また、2013年次のRJCカー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。今回のマイナーチェンジでも期待がもてる車だ。

燃費は37km/L!

現行ノートでは1.5Lから1.2L・直列3気筒にダウンサイジングされ、直噴ミラーサイクルエンジンと高効率スーパーチャージャーを組み合わせ。JC08モード燃費24km/Lである。しかし他社の燃費35km/Lを超える車が続々出てきているため、今回ノートハイブリッドが投入されると見られている。新型ノートハイブリッドは1.2L直噴ミラーサイクル+スーパーチャージャー+モーターを搭載すると思われる。JC08モード燃費も37km/L前後となる見込み。

1モーター2クラッチ・パラレル方式のハイブリッド技術について

エンジンとモーターを完全に分離して使用できる仕組みです。
ハイブリッドの3つの動力、モーター走行・エンジン走行・ハイブリッド走行を高度に制御し、走行シーンごとにエンジンとモーター別で動力の使用が可能となるので、EV走行をフルで活用でき、その使用領域も拡げることができました。
これが1モーター2クラッチ・パラレル方式となります。
例えばプリウスなら、EVモードのスイッチを押して、バッテリーの蓄電がある分だけEV走行ができます。
または、EVとエンジンの使用を、アクセルを踏む強さで探り探り調整して燃費を稼ぎます。
強く踏めばエンジン走行に。軽く踏むか、足を離せばEV走行に切り替わる、といった具合です。
持ち主が言うのもなんですが、ある意味プリウスはアナログ方式ですか?…まあ良いんですが、この違いが、トヨタやホンダのお馴染みのハイブリッドとは異彩を放つ、日産らしい魅力を押し出したハイブリッド技術と言えますね。
このようなEV技術・ハイブリッド技術を持つ日産が、次にハイブリッド化させる車種はノートです。

日産志賀COOはコンパクトカーのハイブリッド化、EV化を示唆

「新型『ノート』は、いわゆるダウンサイズをスーパーチャージャーでやったが、将来的にコンパクトのところも少し電動化を考えたい」という発言から今回のハイブリッドモデルの投入となるが今後コンパクトカーのEVモデルも期待できそうだ。
東京オリンピック開催決定もあり、電気自動車より水素燃料自動車が未来のエコカーの基準になります。
トヨタは2020年までに、FCVを8車種に展開していく計画です。
(レクサスLS、クラウン、プリウスPHV、センチュリー、アルファード/ヴェルファイア、ノア/ヴォクシー)
もちろん、水素燃料だから安全面など考慮すると賛否あるし、また電気自動車が無くなるか?と言えば、今後需要は伸びていく分野でしょう。
しかし、電気自動車(EV)が水素燃料電池車に比べて不利な理由の1つとして、EVは航続可能距離が短く、なにより電気を供給するステーションの普及に手こずっていました。
観光も含めた未来のエコカーの経済効果を見据えたとき、航続距離が長い燃料電池車が有利だったということですね。
この流れの中で、日産は独自のハイブリッドカー生産のノウハウを持ちながらも、ハイブリッドカーの普及に遅れを取ってしまっていたという訳です。

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