記事ID3881のサムネイル画像

注目!! 欧州車のディーゼルハイブリッド車を紹介!! 魅力に迫る!!!

[厳選4車] 欧州のディーゼルハイブリッド車の技術がスゴイ!! 洗練されたデザイン!!ハイブリッド車のシステムもシンプルかつ合理的!! ヨーロッパを代表する車メーカーのディーゼルハイブリッド車の最新車の魅力に迫ってみました!!!

欧州車ディーゼルハイブリッド車がスゴイ!!!

ディーゼルエンジンに関しては日本ではマツダがクリーンディーゼルエンジンで頑張っているが欧州では現在日本並みの排ガス規制の中、各車メーカーがディーゼルエンジン開発に力を入れている。

(上)BMWの「2シリーズ グラン ツアラー218d」ディーゼル(下)ボルボの「V40T4」ディーゼル

ディーゼルエンジンといえばフォルクスワーゲンが有名、最近ディーゼルエンジンとハイブリッド化で燃費111Km/Lsという凄い車も登場した。ベンツもSクラスのディーゼルハイブリッド車を発表した。また2012年に販売されているプジョーのディーゼルハイブリッド車がシステムがユニークでプジョーならではの走りに対する特徴が出ている。他ボルボ、BMWなどもディーゼルエンジンの開発に力を入れている。日本とはだいぶ違いますね!!
  

ベンツディーゼルハイブリッド車最新情報!!

メルセデスベンツディーゼルハイブリッドSクラス

最近ベンツからディーゼルエンジンハイブリッド車の日本での販売が発表され話題になった。ディーゼルエンジンハイブリッドの搭載車はSクラスに「S300h」として販売される模様。このクラスの車での燃費が凄い!!試乗ではJC08モード20.7Km/Lを出した。九州最南端の佐多岬から東京まで約1540Kmを無給油で走行。またこのクラスでの高い静寂性と快適性が増している。ディーゼルエンジンと電気モーターの組み合わせでV8エンジンパワーを実現させた。

標準装備にクルマの周囲の安全をセンサーで感知し安全運転につなげる「レーダーセーフティパッケージ」を用意。オプションに「リヤセーフティパッケージ」「ホットストーンマッサージ機能」を用意。さすがベンツの装備至れり尽せりですね!!

メルセデスベンツ ディーゼルハイブリッド車S300h 2.2L 4気筒

ベンツS300hの装備 右ハンドル

ディーゼルハイブリッドシステムとは??

ディーゼルエンジンの特性のパワーと優れた軽油を使用する事による燃料費の節約、燃費性能と電気モーターの特性の加速性能の高さと静寂性とのコンビネーション。実際に走行でディーゼルエンジンと電気モーターの切り替わるタイミングは信号での停止、発進が多い市街地では電気モーターを使用。長距離、高速道路などの走行時にはディーゼルエンジンに切り替わる。これにより加速時のディーゼルエンジンのカラカラ音を電気モーターで解消し巡航運転の時には燃費が良くて静かなディーゼルエンジンを使用する。

この開発意欲は凄いですね!! これから日本の市街地で無音で走るベンツが見られるかも!?

ベンツS300hエンジンルーム

欧州の代表的車メーカーのディーゼルハイブリッド車を3車紹介!!!

プジョー3008ディーゼルハイブリッド4WD

Peugeot 3008 HYBRID4 2012

プジョー3008ディーゼルハイブリッド車のユニークかつ合理的な特徴は車のフロントにエンジンを横に置き後ろにモーターを配置したところでしょうか。エンジンは2.0Lディーゼルエンジン、パワー120Kw(163ps) 6速シングルクラッチ付き2ペダルシーケンシャルタイプ、最大トルク300Nm、また後ろに電気モーターを置き電気モーターの4WDにしたところがユニークな発想だ。ギヤシフトのときの変速時の段差を電気モーターでカバーしてスムーズなギヤシフトが可能だ。

出典:http://ethicallifehack.blog.fc2.com

プジョー3008ディーゼルハイブリッド4WD試乗動画

これから欧州にディーゼルハイブリッド車が増えると予想される理由は欧州市街地にゾーン30(制限時速30km/h)指定区域が増えている点だ。ゾーン30をゼロエミッション(無騒音、クリーン)で走ろうブームが起きている。まだ日本での発売予定はない様子です。スタイルもカッコイイし日本での発売を期待している人は多いですね!!

プジョー3008ディーゼルハイブリッド:メーター類

プジョー3008ディーゼルハイブリッド:ゼロエミッション走行モニター

リヤに電気モーターが作動するとすぐ4WDに切り替わる。この操作はシフトレバー横に設置してある4種類の走行モードを選択できるツマミで可能だ。(EV、4WD、オート、スポーツ)動画を見て頂くと分かるように砂地にはまった時などツマミを4WDに切り替えるだけで電気モーターの4WDパワーで無音で脱出できるのは驚きだ。

プジョー3008:4WD走行モード切替ツマミ

またバッテリーにはニッケル水素電池を使用し、エネループで有名な旧名称サンヨーの技術が使われている。充放電効率の良いリチウムイオンバッテリーが使われる噂があったがまだ実現していない。

プジョー3008ハイブリッド4WD

ゼロエミツションとは??

地球が環境汚染される前の本来の状態に戻そうとする目標。

ドイツフォルクスワーゲンの空極のエコカー「XL1」

VW「XLスポーツ」2014 パリモーターショー

斬新なデザインの「XL1」はフォーミュラカーに採用されるカーボンモノコックにアルミ製サスペンション採用。ボディ重量を極限まで落とし795Kgを実現。また空気抵抗を徹底的に突き詰めてこの様なデザインになりました。「XL1」のハイブリッドシステムは20Kw(27ps)の電気モーターと2気筒800ccのディーゼルエンジン、7速DSGトランスミッションの組み合わせになった。最高時速160Km/L 35Km/hまでは電気モーター、10L燃料タンク満タンで550Km走行可能

出典:http://wired.jp

VW「XL1」量産第1号車

レンジローバーディーゼルハイブリッド車

レンジローバーディーゼルハイブリッド車

レンジローバーディーゼルハイブリッド車の特徴はハイブリッドシステムが通常TDV6ディーゼルターボエンジンに35kWの電気モーターを組み合わせトランスミッションにはZF製の8速オートマチックを搭載。エンジンパワー335bphトルクは71.3kg-m、燃費L15.6km、EVモードでの走行可能距離1.6km、0~100km/hが6.9秒、最高時速217km/hのパフォーマンスを実現。ハイブリッドモードでエンジンが作動しモーターが低速時のパワー、トルク不足などを補なう。

出典:http://www.autocar.jp

特にオフロード走行中威力を発揮する。モードには3パターン選べる、オート・ストップ・スタート・オフ、スポーツ。レンジローバーの印象が燃費1kmのイメージがあるのでリッター15.6kmは驚きですね!!

日本のディーゼルハイブリッド車の現状は??

唯一マツダは2016年にデミオのディーゼルハイブリッド車の販売を予定しています。が、すでに発売しているクリーンディーゼルエンジン車の加速時の騒音の解消技術開発に力を入れていく様子です。ディーゼルハイブリッド車の開発を本気押し進めるのは多分デミオディーゼルハイブリッド車の売れ行きを見極めてからになるでしょう。

フランス初のハイブリッドはディーゼル3008HYBRID4

他各車メーカーはイマイチディーゼルハイブリッド車開発に消極的ですね。ディーゼルエンジン、電気モーターの価格が高いという問題がありますが技術力でカバーして欲しいですね!! やはりディーゼルエンジンの低燃費、軽油の安さは魅力です。日本のこれからのディーゼルハイブリッド車の開発に注目していきましょう!!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ