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話題のアメ車「キャデラック・XTS」の実態と評価とはいかに?

今回評価させていただくXTSは、アメリカの自動車メーカー、ゼネラルモーターズが製造し、キャデラックブランドとして販売している大型セダンです。今回はそのXTSの走行評価、燃費評価、乗り心地評価の3観点から、XTSはどのようか車なのかを評価していきたいと思います。

話題の「XTS」その実態とは?

評価に入る前に、まずはXTSがどのような車なのかを紹介します。

XTSは上でも書いたように、ゼネラルモーターズで製造し、キャデラックブランドで売り出されている大型セダンです。そのボディサイズは全長5,130mm、全幅1,850mm、高さ1,510mmもあります。

エンジンは「LFX」と呼ばれるV6・3.6L直噴・DOHCが搭載、トランスミッションは6速ATのみとなります。
安全装備では、衝突の危険がある場合シートを振動させて知らせてくれる「セーフティ・アラート・ドライバーシート」をはじめ、「車線逸脱警告機能」、「前方衝突事前警告機能」、「サイドブラインドゾーン アラート」が装備されています。

グレードは「スタンダード」・「ラグジュアリー」・「プレミアム」・「プラチナム」の4種類で構成されており、ボディカラーは全8色あります。

日本ではXTSの最上グレードの「プラチナム」のみが販売されましたが、左ハンドルのみしか導入されず、日本人にはあまり合わず、残念なことに2014年末をもって販売終了となりました。

XTSについて分かっていただけましたでしょうか?
では、本題の「XTSの走行評価、燃費評価、乗り心地評価」について見ていきましょう。

XTSの走行評価

まず最初にXTSの走行評価から見ていきましょう。

XTSは3.6L 直噴V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力227kW(308馬力)/6800rpm、最大トルク358N・m、駆動方式はFF方式となります。車重量は1,896kgと大型セダンの中でも比較的軽い部類で、軽快に走ることが出来ます。

アメ車と言えばV8というイメージが強いかもしれませんが、XTSの場合V6でも十分な性能を発揮します。静粛性は高いく、静かに走行することがプラス評価です。
しかし、カーブではその車体サイズから大回りしてしまうのが唯一のマイナス評価ですね。

XTSの燃費評価

続いて、XTSの燃費評価を見ていきましょう。

【XTSの燃費】
街乗りで7.2km/L
高速道路で11.9km/L

となりました。XTSのあまり燃費は良くないですね。

アメ車は燃費が悪いものと割り切っている人が多い為、特に燃費についてマイナス評価を付ける人はいませんでした。

XTSの乗り心地評価

次に、XTSの乗り心地評価を見ていきましょう。

内装評価としては、過去のキャデラックのモデルとはまったくの別次元で非常に高品質に仕上がっています。中ではゆったりとくつろぐことができ、室内のゆとりは最上級。後席との間隔は1メートル越え、キャデラック曰く、XTSはBMW『5シリーズ』よりも100mm以上の余裕があり、メルセデスベンツ『Eクラス』やアウディ『A6』に対しても、50mm以上のゆとりがあると言われています。

また、XTSのインテリアで最大の特徴である「CUE(Cadillac User Experience)」通称キューと呼ばれるシステムです。

CUEとは

せっかくなのでCUEについて簡単に説明したいと思います。

CUEはスマートフォンのようにタッチパネルを使った直観的な操作性が特徴的で、
オーディオやエアコンの調整等をタッチパネルを使って操作することができます。
更に最大10台までBluetooth機器をリンクさせることができ、iPodやウォークマンを使って音楽を簡単に流すことが出来ます。

このBluetooth機能を使うことでスマートフォンの電話帳をCUE上に表示させ、ハンズフリーで簡単に電話することも可能です。またSMSもCUE上で送信することが出来ます。

以上、XTSの乗り心地評価は非常に高い評価となりました。

XTSの総合評価

最後に、XTSの走行評価、燃費評価、乗り心地評価を総合して、
実際にXTSに乗っている(乗っていた)人からの評価を集めてみました。

【XTSの高評価ポイント】
・車内が広い
・内装が豪華、上質
・エンジン音が静か

【XTSの低評価ポイント】
・カーブを曲がりづらい
・燃費があまり良くない(仕方ないことではあるが。)

となりました。

以上、XTSの実態と評価でした。いかがでしたでしょうか。

本ページでXTSについて興味がわいていただけたら幸いです。

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