記事ID5484のサムネイル画像

マクラーレン P1の顔を持ったスーパーカー☆650Sに試乗してみよう!

マクラーレン P1のフロントフェイスを持ち、リアビューはMP4-12Cと、いいとこ取りと言われるグラマラスなマクラーレン 650S。そのマクラーレン 650Sの試乗について検証します。また試乗での感想や走行性能なども見てみましょう。

マクラーレン 650Sの概要紹介

マクラーレン 650Sの試乗レポートを紹介する前に、650Sとはどんな車なのか説明します。

マクラーレン 650Sは生産終了したMP4-12Cの後継車種と位置づけられ、2014年にジュネーヴ・モーターショーで正式発表された後、日本国内でも同年4月から発売されているスーパーカーです。

マクラーレン 650Sのパーツは75%がMP4-12Cからの踏襲で、25%が新しいパーツとなっています。エンジンもMP4-12Cと同じM838T型ですが、さらにチューンアップされ馬力とトルクが上がっています。エアブレーキなども同じものが使われています。

MP4-12Cはそのデザインの控えめさが評価の分かれるところでしたが、基本構造からエンジン、トランスミッションまで、共通ないしはアップデートした650Sの最大の変更点は、そのエクステリアデザインです。フロントフェイスがP1の顔そのものとなり、MP4-12Cに比べて一段と精悍さが増しました。

燃費

 8.7km/L

上記燃費はマクラーレン社発表のもので、公式燃費ではありません。

■実燃費   約5.3km/L  

上記実燃費は市街地から高速道路、郊外路から山間部ワインディングロードの往復の、計284キロを試乗走行した時の燃費データです。

メーカー希望小売価格(税込)

650S クーペ    3160万円
650S スパイダー 3400万円

マクラーレン 650Sに試乗した人の走行評価

それではマクラーレン 650Sの試乗について検証していきましょう。まずはマクラーレン 650Sに試乗した人の走行の評価から見てみましょう。

試乗での動力性能

650SのエンジンはMP4-12Cと同じ3.8L V型8気筒 ツインターボエンジンですが、シリンダーヘッドとピストンが新しくなり、最高出力は650馬力、最大トルクも69.1kg・mとさらにパワーアップしました。 7速DCTのソフトも見直され、変速動作が以前よりスムーズになり、一段と快適さを増したようです。

このモンスター級の動力性能により0-100km/h加速 3.0秒、0-200km/h加速 8.6秒、最高速度 330km/hという圧倒的なパフォーマンスを見せてくれます。さすがに650Sの試乗ではこれらを試すことは出来ませんし、また試したいとも思いませんでした。

試乗での走行性能

マクラーレン独自のサスペンション技術のプロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)は、前後左右にある4つのダンパーを互いに油圧ラインで結び、伸び縮みをコントロールすることで、常に車体をフラットに保つというシステムです。MP4-12Cから採用されているこのシステムも、650Sではダンパーの減衰力がさらに強化され、地面に吸いつくような感覚の足回りになっています。

標準装備されたカーボンセラミック・ブレーキはコーナー手前で思い通りに減速してくれます。内側後輪にブレーキをかけて車体の向きを変えてくれるブレーキステアと、リアのダウンフォースを増大させるエアブレーキの働きと共に、正確無比な電動油圧式パワーステアリングで、狙ったラインを思い通りにトレースしながらコーナーを回ってくれます。その感覚は試乗中でも一番の感動でした。

試乗での乗り心地

プロアクティブ・シャシー・コントロールを採用したサスペンションは極上のひと言に尽きます。「ノーマル」モードにすると市街地から郊外路、高速道路まで、とても快適な乗り心地を味わえます。試乗中の乗り心地はスーパーカー独特の神経質なものではなく、セダンに近いソフトな乗り心地に感じました。

「スポーツ」モードにすると足回りは素直に硬く引き締まり、コーナリング時などには素晴らしい応答性とトレーシングを見せてくれます。また「トラック」モードにすると、まるで地に根が生えたような堅固な足回りにもなります。650Sに試乗してみて、「スポーツ」モードが一番合っているように感じました。

マクラーレン 650Sに試乗した人の内装評価

続いてマクラーレン 650Sに試乗した人の内装についての評価を見てみましょう。インテリアも大事な車選びのポイントです。マクラーレン 650Sに試乗した人の感想を聞いてみましょう。

試乗会で車内に乗り込んでみると、インテリアはMP4-12Cとほとんど変わりませんでした。ダッシュボードやシートの表皮は総アルカンターラ(人工スエード)張りで同じですが、650Sではオレンジのステッチが施され、また違った印象を受けます。オプションで本革仕様にも変更できるそうです。

650Sのインストルメントパネルはアナログ式のタコメーターを中心に据え、スピードメーターや車両状態などを表示する液晶ディスプレイが左右に配されています。エクステリアやインテリアなどのオプションをすべてつけると、1500万円を超えると試乗会で聞いてびっくりしました。ほとんど車両価格の半分ではないですか。

まるでレーシングカーのようなコクピットですね。しかしゴージャスな雰囲気も大いに感じます。さすがはスーパーカーです。

マクラーレン 650Sに試乗した人たちの総合評価

最後にマクラーレン 650Sに試乗した人の感想や声を聞いてみましょう。

全てが規格外で高額なマクラーレンのハイブリッド・スーパーカー「P1」に試乗し、テストトラックでの走行を楽しんだことがつい先日のことのように思える。今回、またマクラーレン車に試乗する機会を与えられたが、650Sは、数年前に世界中の話題をさらった12Cを総合的に見直したモデルといえる。様々な変化がはっきりと認められたし、顧客も認めることだろう。それはともかく、米国におけるマクラーレンの顧客の9割、つまりスパイダーを選ぶ人々のチョイスは決して間違っていない。

出典:http://jp.autoblog.com

マクラーレンの最新作「650S」。その実力や、いかに? オープンバージョン「650S スパイダー」に、一般道で試乗した。
650Sはデビューしてから、再び世界中から絶賛されている。そりゃそうだろう。12Cよりわずかに3年新しいだけで、スパイダー同士ならたった314万円(!?)の価格差で、ここまで進化しているのである。これはやっぱり12Cの正統なる後継機種というべきだろう。それにしても、スーパーカーリーグのビッグルーキーであるマクラーレンは、学習と進化の速度がハンパない。

出典:http://www.asahi.com

「マクラーレン 650S」の国際試乗会がスペイン・マラガのプライベートサーキットで開催された。
F1の技術をたっぷりと使ったMP4-12Cのチューンアップモデルの650Sは、マクラーレンの主軸となることは間違いない。650Sは電動リトラクタブルのスパイダーも用意されているので、オープンエアを楽しむことができる。私ならスパイダーをゲットするだろう。

出典:http://carview.yahoo.co.jp

マクラーレン 650Sに試乗した感想や評価を聞いて

650Sの試乗を通して様々な人の感想や評価を聞いてみました。試乗した人たちは総じて好意的な意見が多かったです。これだけの車ですから、さすがに文句のつけようがないでしょうね。皆さんもチャンスがあれば一度試乗してみたらいかがでしょうか。


以上、マクラーレン 650Sの試乗について紹介してみました。参考になりましたでしょうか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ