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『超音波ワイパー』マクラーレン社が開発中

マクラーレン社が開発中の『超音波ワイパー』。
どしゃぶりで視界不良だった雨の日。これまでフロントガラスの雨粒には、ワイパーや、撥水コートのような薬剤を塗るしかありませんでした。
車にとってワイパーは必須でしたが、もうその心配をする必要がなくなるかもしれません。
そんな気になる『超音波ワイパー』の情報まとめてみました。

ワイパーの歴史

1903年アメリカの女性メアリー・アンダーソンさんによって発明された自動車用ゴム式ワイパー。その特許が1920年に切れたことにより、一気に普及が始まり、今では自動車の安全には欠かせない装備となった。100年以上も大きく変わることなく使われてきた仕組みだが、ついに新しい技術の実用化の時が来たのかもしれません。

『超音波ワイパー』その仕組みとは

出典:f1-gate.com

その技術は、戦闘機で使われている技術を応用してワイパーの代わりにしようというものである。詳細はまだ公開されていないが、撥水加工の特殊なコーティングの類ではなく、一秒間に3万回という高速で振動させる超音波装置をフロントガラスに取り付け、超音波場を作り出し、水、泥、虫をはじきとばす仕組みだとと考えられている。

『超音波ワイパー』の価格は?

出典:zapzapjp.com

このシステムは、まずマクラーレンの約2600万円のスポーツカーに搭載される予定である。普通の車に搭載されるのは、その後2、3年後であり、1500円程度になって、大衆車にも搭載可能になるしている。もしかしたら10年後には、ワイパー付きの車がレトロになっているかもしれません。

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