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メガクルーザーに乗りたいけど、維持費はいくら?基礎知識まとめ

メガクルーザーといえば、陸上自衛隊に高機動車として納品されていた車両の民生機で、大きくて頑丈なボディが最大の特徴です。この車に乗れば目立つこと間違いなし。そこで気になるのは維持費ですね。今回はメガクルーザーの維持費はどれくらいかかるのか、詳しく調べてみました!

メガクルーザーとはどんな車?

メガクルーザーは、巨大なボディで圧倒的な存在感を放っていますね。「一度は乗ってみたい」と考えている人も多そうですが、なかなか街中ではお目にかかれない、レアな車です。まずはメガクルーザーとはどんな車なのかについて見ていきましょう。

メガクルーザー

トヨタのSUV、メガクルーザーといえば、真っ先に浮かぶのが自衛隊のイメージですね。軍用車をベースとしていて、悪路走破性と耐久性に優れ、どんな不安定な道でも力強く走ることができます。
現在は生産終了していますが、政府などからの注文があれば、その都度生産されるそうです。
「和製ハマー」と呼ばれるほど、GMでかつて生産されていたハマーによく似ており、比較される車でもあります。

<メガクルーザーのスペック>
車両形式:KC-BXD20V
総排気量:4104 cc
使用燃料:軽油
乗車定員:6 名

そのボディサイズは、
全長5,090mm 、全幅2,170mm
全高2,075mm 、重量2,850kg
という、堂々たるものです。

山道の走破もお手の物!4WS(4輪操舵システム)が搭載されています。

内装は実用第一主義!エアコンとパワーステアリング、オーディオは付いています。

メガクルーザーは現在は生産されていませんが、新車時価格は962万円~980万円でした。
現在の中古車価格は698万~898万円程度で、あまり価格が下がっていないことがわかります。

18年落ちの中古車でも、約100万円しか値落ちしていない車もあるほど。メガクルーザーのリセールバリューの高さには驚かされますね。

メガクルーザーの燃費はどれくらい?

大きなボディが特徴のメガクルーザーですが、その燃費はどのくらいなのでしょうか?

メガクルーザー

<メガクルーザーの燃費>
5.50km/L ~10.39km/L (軽油)
平均6.53km/L
となっています。あまり燃費が良いとは言えませんね。

実際にメガクルーザーに乗っている人の声を聞いてみると、やはり「燃費が悪い」との情報が。これだけ大きなボディサイズなので、燃費の悪さは想定内と言えるかもしれませんね。

メガクルーザーの維持費はどれくらい?

さて、メガクルーザーに乗る場合、その維持費はどれくらいかかるのでしょうか。燃費の他にも、車の所有には様々な維持費がつきもの。メガクルーザーの気になる維持費について見ていきましょう。

メガクルーザー

【最低限の維持費】
※メガクルーザー4.1 ディーゼルターボ 4WDの例
自動車税76500円/重量税30000円/自賠責11235円

=合計 約11.8万円/年 が最低限必要な維持費となります。

【その他の維持費】
自動車取得税/年(自動車5%):16350円
軽油代/年 燃費5km/Lで計算:200000円
任意保険/年:50000円~
車検代(1年・保険税抜き):23650円 
駐車場代

その他の維持費として、必要と思われるものを計算してみました。

これらの維持費を合計すると、年間50万円程度の維持費が必要ということになります。

メガクルーザーの維持費を安く抑える方法は?

メガクルーザーを所有するには、上記のように多額の維持費が必要です。車自体も高額ですから、できる限り維持費は安く抑えたいところですね。
そこで、次はメガクルーザーの維持費を安く抑えるためのポイントを見ていきましょう。

メガクルーザー

維持費を抑える方法①:長く乗る
メガクルーザーは非常に頑丈で、壊れにくい車です。1ナンバー車の場合は車検が一年ごとにあるので出費がかさみますが、車を買い替えるよりは車検を通して長く乗る方が、長い目で見ると維持費を安く抑えることができます。メガクルーザーは長く乗るのに適した車なので、大切にメンテナンスをして乗ってくださいね。

維持費を抑える方法②:自動車保険を節約する
自動車保険(任意保険)は、保証内容によって保険金額にかなりの差があります。必要な保障内容を見極め、不要な保障は削ることで、メガクルーザーの維持費を抑えることができます。メガクルーザーを所有する場合にはどんな保障が必須なのか調べてみましょう。保険会社に相談すると、詳しく教えてくれるでしょう。

維持費を抑える方法③:車検費用を節約する
車検費用を節約するためには、ディーラー以外で車検を受けることも一案です。また、車検の際、交換する部品をネットなどで自分で購入して持ち込むことで、部品代を節約することができます。
安全を第一に考えて、きちんを知識を身につけたうえで、上手に維持費を節約しましょう。
参考までに、色々な車検の受け方をご紹介します。

【ディーラーなど】
・メーカーなどで技術指導を受けたメカニックやメーカー独自の診断システムで万全なサービス体制が整っている
・ 整備保証も用意されている
・車検の検査項目以外にもオイル交換や室内清掃、その他の診断などのサービスも用意されている

【民間車検場など】
・一般に〇〇整備工場や☓☓モータースなどの看板が掲げられる
・ディーラー等より比較的に低価格で万全な点検をしてもらうことができる
・部品の交換、整備が必要になった場合もリビルド品などの対応も可能で低価格に抑えられる
・代車なども無料で対応してくれる場合が多い

【車検専門業者、カー用品店】
・検査項目は必要最小限となるが、指定工場として指定されている場合は、30分~60分程の短時間で車検を受けられたり、 その他の整備等もその場で同時に依頼することが可能
・カー用品店の場合は、交換するパーツ類も豊富な種類から選択可能

【代行車検】
・業者がユーザーに代わってユーザー車検を代行するもの
・必要最小限の検査で、 簡単な調整等は代行業者で行ってくれる場合もある
・部品の交換や整備が必要な場合は、別途、整備などを手配する必要がある

【ユーザー車検】
・ユーザーが自ら陸運支局や軽自動車検査協会へ持ち込み、車検を受ける
・部品交換や整備等が不要な場合は法定費用のみで受けることができる
・調整等は格安に行ってくれる専門店が 陸運支局の周辺にある場合が多い

メガクルーザーの維持費まとめ

メガクルーザーの維持費について、その概要と、維持費を安く抑える方法について見てきましたが、いかがでしたか?一口に維持費と言っても、絶対に削れないものと、方法次第でうまく節約できるものとがあります。
メガクルーザーは、現在は生産されておらず、所有することがステータスになる貴重な車です。安全に関する維持費はしっかりと備えておきましょう。その他の部分でうまく節約することで、メガクルーザーに長く乗り続けることができ、結果としてメガクルーザーの維持費を安く抑えることにつながります。メガクルーザーを購入しようと考えている方は、今回ご紹介した維持費を安く抑えるポイントを参考にしてみてくださいね。

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