フォード新型プローブ希少なリトラクタブルヘッドライトが特徴

新型プローブデビューは1988（S63）年であった。プローブという名前はもともと、ヨーロッパフォードのエアロダイナミクス実験車両につけられていた名称だ。

ハンドル位置は左のみで、ヨーロッパにもかつてのカプリの事実上の後継車として輸出された

新型プローブはマツダ・カペラC2と姉妹車の関係になっている。 アメリカのマツダ・626が日本でのマツダ・カペラ。そのスポーツバージョンが626･MX-6になる。

新型プローブのシャーシやエンジン、ミッションといった基本コンポーネンツはマツダカペラ（4代目）のものを流用している。

これにフォードデザインのアメリカンクーペルックスを与えたものだ。初代と同じく、エアロダイナミクスを重視したエクステリアデザインとなった

フォードとマツダによる共同開発スペシャリティクーペの第2弾である。

新型プローブは人間工学を考慮したインテリアは、バケットタイプシートを装着、4速ATミッションとなる。

新型プローブの初代プローブはフォードとマツダ両社が共同で開発したハッチバックスタイルのFF（前輪駆動）スペシャリティクーペだ。

新型プローブはスペシャリティクーペ、フォードプローブ。マツダMX-6をベースに、フォードがデザインしたワイド&ローボディとする2+2クーペである。

新型プローブはリトラクタブルヘッドライトを採用するボンネットには、V型6気筒2.5L DOHCエンジンを横置きに搭載、最高出力165馬力で前輪を駆動する。

新型プローブのエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン-フロントドライブ)を採用しています。

新型プローブは軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

新型プローブに搭載しているKL型2496cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは5600回転時に最高出力165馬力を、4800回転時に最大トルク22.1kgmを発生します。

新型プローブのボディサイズが全長4560×全幅1785×全高1305mm、排気量は2496ccであることから、大雑把に分類すると2.5リットルクラス

新型プローブの燃料タンクの容量が58リットル、10・15モード燃費が9.5km/L。燃費をカタログ燃費90％(8.6km/L)なら498.8km

新型プローブは比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせな高級車で有る

新型プローブの生産はマツダとフォードが共同均等出資したミシガン州フラットロックのAAI工場。V6の2Lと2.5Lが存在したが、日本へは2.5LのGTモデルのみが導入された。

新型プローブはアメリカ市場では爆発的なヒットとなった。当初はマツダ製直4の2.2Lエンジン搭載車（ターボと自然吸気）のみであったが、後にフォード製3LのV6ユニットを搭載するモデルも登場した。

新型プローブの駆動方式はFF（前輪駆動）。生産はマツダとフォードが共同均等出資したミシガン州フラットロックのAAI工場。V6の2Lと2.5Lが存在したが、日本へは2.5LのGTモデルのみが導入された。

新型プローブのフロントバンパー内に設けられたシグナルランプは、スモールランプと兼用の明滅式であるため、日本仕様では保安基準に適合させるために残念ながら点滅式に変更されている。

日本の保安基準に新型プローブを適合させるためにマツダで行った作業の主なものは、ヘッドライトの交換、フォグランプの照射方向変更（GTのみ）

新型プローブはフロントサイドウインカーの増設、ドアミラーの変更、ナンバー灯光量アップ、後部リフレクター増設である。その他、日本仕様のための細かな変更点もあるようです。

新型プローブ1995年には、「GT」をベースにサンルーフ、本革シート、クルーズコントロールなどを装備した特別仕様車「GTリミテッド」を発売。