記事ID6689のサムネイル画像

日野プロフィア(大型トラック)の試乗評価をまとめてみました。

プロフィアに限らず新型トラックの試乗というのは、実は大変なんです。まず、試乗の機会が極めて限られています。プロフィアなどトラックのモデルチェンジは10年以上のスパンで行なわれることが一般的ですから、そもそも新型車の登場する機会が少ないということです。

日野プロフィアのトラック試乗してみるとスムーズな走り!

新型プロフィアで行なわれたPCSの試乗デモンストレーション。

プロフィアでは対象物が停止していることが前提でしたが、今回試乗して新たに時速10km以上で動く先行車に対して、車速差50kmであれば止まり切れるように急ブレーキをかけるようになりました。

日野プロフィアのエンジン

日野プロフィアは12.9L直列6気筒SOHC24バルブ・ターボインタークーラー付のE13C〈ET-ⅩⅦ〉エンジン。エンジン自体は通常車と変わらないが、エンジンの直後に永久磁石式M/Gを搭載する。試乗して安定感が分かります。

日野プロフィア冷凍車

日野プロフィア電動冷凍車“プロフィア・クールハイブリッド”左舷からは普通の大型冷凍車にしか見えないが、荷箱先端の尖った冷凍ユニットはクールハイブリッド専用で、キャブ上の専用エアデフレクターと組み合わせることにより、効果的に空気抵抗の減少が図られるようになっている。試乗してみるとスムーズな走りである事が分かります。

日野プロフィアのハイブリッドトラックでは、回生で得た電力をバッテリーに蓄電し、トルクアシスト時のモーター駆動で使います。試乗車のクールハイブリッドは、M/Gのモーター機能は全く使わず、回生を含む発電のみで、電力は冷凍ユニットとニッケル水素バッテリーへ送られます。

日野プロフィア試乗車

日野プロフィア試乗車のパラレル式ハイブリッドシステムとニッケル水素バッテリーは確かに搭載しているけれども、それで動かすのはクルマではなくて、積荷を冷やす冷凍ユニットなのです。

プロフィア試乗車の様々な走行性能

日野プロフィアはハイブリッドシステムの電力を用い、走行状態に関係なくインバーター制御で最適に電動コンプレッサーを駆動させる。試乗してみてわかる安定した冷凍冷蔵品質、冷凍用燃料の低減、低騒音を実現している。

日野プロフィアの試乗車はFW8×4にトランテックス製電動冷凍車を架装しているCOOL Hybrid。加速・定常走行時や回生時の発電エネルギーや、冷凍機用コンプレッサーの駆動のみに使用。

試乗車でのプロフィアの冷凍ユニットをONにしている限り、電力は途切れることなく冷凍ユニットに送られるようになっています。つまり、普通のハイブリッドトラックのように“時々電力を使う”のとは違って、クールハイブリッドは“常に電力を使う”ために、安定した電力を確保するようシステムが制御されているのです。

日野プロフィアは消防車としても活躍

初代プロフィア(中期型、1994年〜1998年)

プロフィアの救助工作車

日野プロフィアの安全装置

試乗車 車線逸脱警報装置

プロフィア試乗して実感できたのは車線逸脱警報装置は、天井部のカメラで白線を捉え、従来型は白線からの逸脱量が1m以内で警報を鳴らす仕組みでしたが、新型では0.3m以内でも警報が鳴るよう改良されました。

プロフィア試乗車は赤外線照射ゲインを変えて精度を高めたドライバーモニターは単車、トラクタ系全車に標準装備。

プロフィアドライバーモニター

日野プロフィア試乗車の車線逸脱警報は、インパネ中央部分に設置された30万画素のカラーカメラ(システム上はモノクロモードで作動)によって8~15m先にある路面の車線を認識し、車線を逸脱した段階でドライバーに警報ブザーで知らせる安全装備。

日野プロフィア試乗車は先行車がいる場合に新PCSの作動を最大で1秒(80km/hで走行の場合、距離にして約22.4m)早めることで安全性をさらに向上させる。

「ドライバーモニター」試乗車のイメージ

日野プロフィア試乗車のドライバーモニターは、運転しているドライバーの目線や顔の方向をメーターフード内の上部に設置された赤外線カメラで検知し、前を見ていないと判断されると警報ブザーによって視線を前に戻すことが促される安全運転支援システムだ。

プロフィア試乗走行

日野プロフィアは大型トラックのプロフィアと大型観光バス「セレガ」のPCSに「追突回避支援機能」を新たに追加して“新PCS”とした。

また、日野プロフィアが従来から搭載しているドライバーの視線と顔方向を認識する「ドライバーモニター」も検出精度を向上させて全車で標準装備化し、車線逸脱警報を国土交通省の「LDWS基準」に適合させた。このほか、海コン(海上コンテナ)トラクター用に車両の傾きを検知して警告する「左右バランスモニター」を新装備している。

2006年2月、日野自動車は商用車としては世界で初めて大型トラックに77GHzのミリ波レーダーセンサー方式で左右角10°、150m前方まで検知可能な「衝突被害軽減ブレーキ(同社での呼称はトヨタと同じくPCS:プリクラッシュセーフティ)」を搭載し、2010年7月には大型トラック/大型観光バスの双方でPCSを全車標準装備とした。

日野プロフィア1A25tカーゴ車試乗会インタビューダイジェスト

日野プロフィアの試乗クチコミ

プロフィアに試乗した人の口コミを集めてみました。

プロフィアはしっかりと荷物を積むことができるようになっているのでおすすめだ

出典:http://www.carsensor.net

プロフィアを試乗してみて最高の走り方を追求しながらも安全かつ快適なドライブができる素敵な車だ

出典:http://www.carsensor.net

プロフィアを試乗して馬力がとてもあるので坂道も余裕でのぼってくれます。 内装も思っていた以上に高級感があります。 走行も安定しておりますので、長距離移動も楽です。

出典:http://www.carsensor.net

プロフィアの様な大型トラックの試乗はそう簡単には出来ない用ですがメーカーや中古車販売店などに交渉する事で試乗する事が可能な場合もあります。是非試乗するチャンスを作り試乗してみてもらえるとプロフィアの良さが更にわかると思います。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ