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ついに発表された三菱の最新コンセプトカーを徹底レポート!

10/29~11/8に開催される、東京モーターショー2015。様々なメーカーが最先端の「コンセプトカー」を発表します。今回は、三菱自動車のコンセプトカーにスポットを当ててご紹介します。三菱のコンセプトカーは、一体どんな車なのでしょうか?ご期待ください!

東京モーターショー2015がいよいよ開幕。三菱も満を持してコンセプトカーを発表!

10/29より、いよいよ東京モーターショーが開幕しました。各自動車メーカーの最先端技術の発表の場となるこのモーターショー。毎回、楽しみにしている車ファンも多いことでしょう。

三菱自動車も、得意技のEVで真っ向勝負の最新コンセプトカーを世界初公開。一体どんな車なのでしょうか?詳しくご紹介していきます!

三菱 コンセプトカー

三菱のコンセプトカーのカギは、次世代EVシステム

三菱自動車のコンセプトカーは、どのようなコンセプトのもとに開発されたのでしょうか。ここでは、三菱のコンセプトカーの開発コンセプトに迫ります。

今回の東京モーターショーで発表された三菱のコンセプトカーは、『MITSUBISHI eX Concept』。eXは「electric X (cross) over」の略で、EV(電気自動車)の進化とSUVの魅力を一台に集約した、次世代コンパクトSUVです。
テーマは、「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ。」

三菱の電動化技術と四輪制御技術、コネクティッドカー技術、予防安全技術を組み合わせた自動運転技術などを採用しています。

デザインでは、コンパクトSUVにクーペスタイルを融合させ、街を疾走するスポーツクロスオーバースタイルを提案しています。フロントはデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をベースに、新しいデザインを提案。エクステリア、インテリアの両面でこれからの三菱自動車のデザインの方向性を示しています。

三菱のコンセプトカーを徹底レポート!

それでは、世界初披露された三菱のコンセプトカー『MITSUBISHI eX Concept』を、さっそくご紹介していきましょう。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

デザインコンセプト「ダイナミックシールド」をベースに、新しいデザインを採用したフロント。

塊から削り出したような凝縮感のあるフォルムで、躍動感あふれるアクティブなデザインに仕上がっています。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

レジャーシーンでも十分な荷室容量を確保。センターピラーレスのイージーアクセスドアが、乗員を快適な室内空間へ導きます。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

インスツルメントパネルなどはソフトシェルでカバーされ、軽量化。センターコンソールには車外で使用できるポータブルバッテリーを2個搭載しています。

運転席と助手席でカラーリングを変えて、異なった雰囲気を持たせてあり、スポーティでありながら、明るく広々とした上質な室内空間になりました。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

フロントウインドシールドには、AR(拡張現実)技術を応用した「ARウインドシールド」が採用され、前方の視界に、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術と連携して様々な情報が表示されます。表示される情報にはナビゲーションシステムと連動した進路案内や、先進の予防安全技術と連動する「車間警報」「車線逸脱警報」、カメラによる「標識認識」が捉えた固定・変動標識情報などが含まれるとのこと。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

航続距離と優れた走りを両立する次世代EVシステムを採用し、航続距離400kmを実現。最高出力 は前後各70kW、合計140kW。力強く滑らかな、EVならではの加速感を存分に楽しむことができます。

床下にバッテリーを配置することで低重心とし、合計出力140kW(190ps)のツインモーターによる4WD、車両運動統合制御「S-AWC」を組み合わせ、意のままの走りと優れた安定性を実現しました。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

予防安全技術「e- Assist(イーアシスト)」を進化させ、カメラとレーダーを用いて、検出対象を歩行者や自転車まで拡大させた「衝突被害軽減ブレーキ(Forward Collision Mitigation(FCM)」や「誤発進抑制制御&ブレーキ制御」を搭載。

三菱のコンセプトカー『eX Concept』

人や障害物などとの接触の可能性がある前後左右の下部にラバーコーティングを施して、安全性を視覚的に表現しています。

今回のモーターショーで、三菱が発表したコンセプトカーはこの一台のみです。eX Conceptに詰め込まれた最新のデザインやパワートレイン、先進的な機能は、今後登場する市販モデルに受け継がれることと思われます。

『eX Concept』は、これまでの三菱のコンセプトカーとどう違う?

最新技術を詰め込んだ『eX Concept』ですが、これまでの三菱のコンセプトカーとはいったいどこが違うの?と思った方も多いはず。そこで、これまでに発表された三菱のコンセプトカーと比較してみました。

三菱のコンセプトカー『MITSUBISHI Concept GC-PHEV』(2013)

未来のパジェロを思わせる次世代ラージSUVの『MITSUBISHI Concept GC(Grand Cruiserの略)-PHEV』。
全長4,240mm×全幅1,780mm×1,575mmのコンパクトSUVである『eX Concept』とは、その大きさからしてかなり違いますね。

三菱のコンセプトカー 『PX-MiEV2 Concept』(2011)

電気自動車派生型のプラグインハイブリッド車。「環境性能、静粛性」に加え、「行動範囲を広げる」「気持ちよく走る」ことを可能にする環境対応型SUV。長距離移動を要求される中型乗用車クラス以上のカテゴリーで、環境面への配慮を前面にアピールしています。

三菱のコンセプトカー『Concept PX-MiEV』(2009)

EVでの走行頻度を大幅に拡大した新開発「三菱プラグインハイブリッドシステム」を搭載し、50km/L以上の超低燃費を実現した、走行性能を重視したモデルです。

三菱のコンセプトカー『i MiEV SPORT』(2007)

三菱の軽自動車MiEVをベースにして、より“走り”を重視したスポーツモデル。軽自動車のEVということで、話題を呼んだ車です。同じEVでも、SUVとの違いは明確ですね。

三菱のコンセプトカーまとめ

三菱自動車のコンセプトカーについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?三菱の最新技術とデザインの粋を詰め込んだ『eX Concept』の魅力が伝わったでしょうか。
電気自動車(EV)の開発に力を入れている三菱自動車ならではの、直球のコンセプトカーと言えそうですね。

東京モーターショー2015は、11/8(日)まで、東京ビッグサイトで開催中です。三菱のコンセプトカーが気になった方は、ぜひ会期中に足を運んでみてくださいね。

三菱 『eX Concept』

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