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ただの大人には乗りこなせない?!アルファロメオ166の魅力とは?

アルファロメオが1999年に発売したアルファロメオ166。典型的なイタリアンスタイルのエレガンスを身に纏っていながら、走行性能の高さはアルファロメオらしい4ドアセダンでした。今回は、生産を終了したアルファロメオ166について、様々な面から改めて調べてみました。

アルファロメオ166ってどんなクルマ?

アルファロメオ166

アルファロメオ166は、1987年にデビューしたアルファ ロメオのフラッグシップモデル、アルファ164の後継モデルとして1998年10月パリ・サロンでデビューした4ドアセダンです。

その洗練されたスタイルと、精緻を尽くして織り込まれた最新の工学技術と快適性を持ったアルファ166は全てにおいて美しく、またアルファ ロメオのデザイン・センターの常である美しい造形の力強いエンジンをその心臓部に収めています。

アルファロメオ166

・全長 4,730mm
・全幅 1,815mm
・全高 1,445mm
・ホイールベース 2700mm

それでは早速、アルファロメオ166を性能・デザイン・価格など、ユーザーレビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!

アルファロメオ166の性能は?

アルファロメオ166の性能はどのようなものだったのでしょうか?それでは見ていきましょう!

アルファロメオ166

【2.5-V6】
V型6気筒・DOHC-24バルブ
総排気量(cc) 2,492cc
最高出力(ps/rpm・DIN) 190/6,300
最大トルク(kgm/rpm・DIN)22.6/5,000

【3.0-V6】
V型6気筒・DOHC-24バルブ
総排気量(cc) 2,958cc
最高出力(ps/rpm・DIN) 226/6,200
最大トルク(kgm/rpm・DIN)28.0/5,000

これらV6エンジンの技術的特徴としては、アクセル・ペダルとスロットル・バルブの間に機械的リンケージのないエレクトロニックスロットルコントロールシステムや、燃料タンクへのリターン・ラインがないノン・リターン・フューエル・システムなどが挙げられます。

アルファロメ166

アルファロメオ166には2種類のエンジンが搭載されています。いずれも工学的、性能的、また信頼性や環境への適合性の面においてそれぞれのクラスで傑出したものとなっています。特に低速域でのトルクと高い出力を両立させていることは特筆に値します。

アルファロメオ166は、両モデル共にスポルトロニックと呼ばれる革新的な電子制御の4速オートマティック・トランスミッションを標準装備しています。これはマニュアル・モードと、セルフ・アダプティブ・モードでの操作を選択できるようになっています

アルファロメオ166の優れた走行性能を実現したのは、主としてフロントのダブル・ウィッシュボーン、リアのマルチリンクの高度なサスペンション・システムのコンビネーションによるものでした。

アルファロメオ166

それでは、実際に所有しているアルファロメオ166のユーザーレビューを見ていきましょう!

『高回転域のエンジンフィールがいい。出足遅い。燃費4~6。維持費は細かい事気にしなければ意外にかからない。』

『パワー今一つ、否、二つだけどフィーリング最高のエンジン!低速で多少バタつくけど、高速に乗ると全くオン・ザ・レールで安定かつコムフォタブルなサスペンション。』

アルファロメオ166のユーザーは、ATの性能には不満が残るものの、トータルの走行性能には概ね満足している方が多いようです。

アルファロメオ166の乗り心地とデザインは?

では続いて、アルファロメオ166の乗り心地とデザインについて見ていきましょう!

アルファロメオ166

アルファロメオ166は、アルファロメオ伝統のV字ラインのボンネット形状が、このアルファ ロメオ独自のグリルを包み込んでいるのが特徴です。

アルファロメオ166

アルファロメオ166のインテリアは、エクステリアのラインと連続性を持っており、スムーズで均整のとれたインテリアデザインを創出しています。4個の主要メーター類が収まるドライバー側のダッシュボード上部はステアリング・ホイールの形状に沿ってカーブが付けられています。

アルファロメオ166

アルファロメオ166のシートは、大きく快適性に富み乗員の身体を包み込みます。ノイズレベルの低さは、音源を抑えことやエンジンノイズを最小限に止めること、そしてウインドノイズをなくす研究の結果実現したものでした。

では続いて、アルファロメオ166の乗り心地とデザインについて、ユーザーのレビューを見ていきましょう!

『インテリアもスバラシイっ!以外に何も言えねえ〜って感じ。愛車は紺の外装にクリームの革だったのだが、色気ムンムンでした。』

『緩いといわれるボディですが、ドアの閉まり音も良いですし、国産車よりは剛性は高いです。乗り心地もやや硬いですが、しなやかな感じもあり、キャラクターに合っているように思います。』

『やはり何といってもスタイリング!デシルバさんの傑作と言われている伸びやかで優雅なデザインにミステリアスでエロティックなオーロラパールにすっかりメロメロです。』

アルファロメオ166の価格は?

それでは気になるアルファロメオ166の価格について見ていきましょう!

アルファロメオ166

2004年のマイナーチェンジにてフェイスリフトが行われ、ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされました。大きな盾型のグリルが採用するなど、フロント周りのデザインが変更されました。

アルファロメオ166の発売当時の価格は以下の通りです。

2.5 V6 24V スポルトロニック 5,150,000円
3.0 V6 24V スポルトロニック 6,000,000円

アルファロメオ166の総括

アルファロメオ166

2005年10月には右ハンドル市場から撤退、2008年には後継モデルの発表がないままに生産終了となりました。

さていかがでしたか?今回はアルファロメオ166を性能面を含め、様々な角度から見てきました。現在販売は終了していますが、アルファロメオ166のデザインは、今でも4ドアセダンらしからぬ美しいクルマですよね。

これをきっかけに、改めて4ドアセダンについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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