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インドの自動車メーカー、タタ・モーターズ開発の小型乗用車ナノ!!

インド大手自動車メーカーであるタタ・モーターズが、2008年に発表した低価格で愛らしいフォルムの小型乗用車ナノ!ご存じの方は少ないのでは?タタのナノは世界一安い車とも言われています。実は、日本では買えません。一体、どのような車なのでしょうか?

日本ではお目にかかれない!タタのナノをご紹介いたします!

まずは、タタのナノが一体どのような自動車なのか、詳しくご紹介してまいります。あまり知られていない情報があるかもしれません…。

タタ ナノ

タタグループの会長が「一家4人が1台のバイクで移動する日常風景を見て、手頃な値段で、雨の中でも安全な移動手段を提供したい」とナノを造られたようです。

タタのナノは、インドの自動車普及を目指して造られた、世界で最も安価な自動車だそうです。

タタ ナノ

インドの国柄に合わせて造られた車のようですね。それでは、これからタタのナノについて、より詳しくご紹介してまいりましょう!

タタの小型乗用車ナノの性能はどうなの?

まず気になる、タタのナノの性能を見ていきたいと思います。一体どのような性能なのでしょうか?

タタのナノ 初代

2009年に発売された初代ナノは、助手席側にはミラーもなくワイパーも一本だったそう。徹底されたコストダウン使用です。

エンジンは初代も2代目も変わらず、アルミ製エンジンブロックの2気筒623ccです。やや非力なエンジンではありますが、街中を走るには十分なのかもしれませんね。

タタ ナノ

2015年にフルモデルチェンジし2代目ナノが誕生しました。車名を「Gen X Nano」に変更しました。

電動パワーステアリングを標準装備し(XEを除く)全グレードでリアハッチが設けられています。そして5ドアになりました。助手席のドアミラーも標準で取り付けられています。

上位グレードには「Easy Shift」と名付けられたオートマチックトランスミッションが搭載されるようです。

タタ ナノ

それでは、実際にタタのナノに乗った方の声をご紹介します。

ナノは走行性能を求めて買うような車ではない。街中での移動手段としてはこれで十分だ。

内装は確かにプラスチッキーでペラペラなんだけど、想像していたよりはずっとまともな造りだった。これなら間違いなく売れるだろうと思った。

かなり安い車である。格好もまぁまぁ良い。この安い車に、あれこれ文句を付ける方がナンセンス。この価格でよくぞ造ったと褒めたたえるべきである。

日本人にしてみればやはり乗り心地の良い車とはいえないよう。ですが、そんなのはあたりまえ。安く造っているのです。タタのナノは今まで車の買うことのできなかった人たちに低価格で提供するために造られた自動車なのです。

タタのナノ、デザインと乗り心地はいかがなものなの?

次に、タタのナノのデザインや乗り心地をご紹介してまいりましょう!

タタ ナノ

こんなにコンパクトなのに4人乗りです。低価格で販売するためにどれだけの努力がつぎこまれているのでしょうか?

タタ ナノ

タタのナノは内装もコストダウンのためシンプルな作りになっています。初代ナノではついていなかったデジタル時計やトリップメーター、燃料計が追加されています。小さいながらも収納スペースもあるようです。

タタ ナノ

タタの2代目ナノのサイズは全長3164mm、全幅1750mm(ドアミラー込)、全高1652mmと初代ナノよりも若干大きくなっています。2代目ナノは5ドアハッチバックとなっています。

タタ ナノ

タタのナノはカラーバリエーションも豊富なようです。

タタのナノの乗り心地、デザインについて実際に乗っている方のコメントをご紹介しましょう!

内部は思ったよりも広く、安っぽいという感じはそれほどしない。バイクしか購入できない層には魅力的な選択肢になりそうな気がする。

今まで家族4人が一台のバイクにまたがっていた人たちが購入できるように造られた車。よくぞ、造ったと思います。

世界一安い車ともいわれるタタのナノのお値段は?

それではいよいよお値段のご紹介にまいります!一体いくらなのでしょうか?

タタ ナノ

今まで自動車が買えなかった人たちが買えるように設定されたお値段は・・・?

タタの初代ナノは10万ルピー(発表当時のレートで約28万円)と驚愕の安価で発売されています。
タタの2代目Gen X Nanoは最低グレードで19万9千ルピーからとなっています。

タタのナノ、まとめ

タタ ナノ

とてもコンパクトで愛らしい車ですね。

いかがだったでしょうか?タタのナノは今のところ日本市場へは投入されないようです。インドの生活や人々に合わせて造られた自動車なのでしょうね。

まだまだ進化の余地が十分にあるタタのナノ。インドの発展とともに変わっていくのかもしれません。コンパクトで小回りのききそうなナノは、いつか日本の道路を走るのを見る日も近いかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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