あれっ!もしかして今、光った!?オービスとその種類について。

オービスこと、自動速度違反取締装置。高速道路だけなく、一般道にもいろいろな種類のものが設置され、スピード違反をビシビシ取り締まっています。よく見かけるゲートの上にカメラが付いているタイプだけでなく、実は新しい種類も出てきているオービスについて調べてみました。

オービスとは?

高速道路を走行中、何かがピカッと光ってドキッとしたことはありませんか?
その正体が、泣く子もだまる(?)オービスです。

オービスの種類

オービスが光った! - YouTubeより

自動速度違反取締装置(じどうそくどいはんとりしまりそうち)は、アメリカのボーイング社で開発された、道路を走行する車両の速度違反を自動的に取り締まる装置である。通称のオービス(ORBIS)はラテン語で「眼」を意味する言葉からとったボーイング社の商標である。

出典:http://ja.wikipedia.org

ーWikipedia「自動速度違反取締装置」より

正式名称は「自動速度違反取締装置」。オービスは商品名だったんですね。

オービスの種類

主要な幹線道路や、高速道路、事故多発区間に設置されているオービス。スピード違反の車を検知すると写真を撮影。違反車を特定し、遅くとも30日以内に警察から当該車両の所有者に出頭通知が送付されます。

そんなオービスには、幾つかの種類があることをご存知でしたか?

オービスの種類①:レーダー式オービス

オービスの種類:レーダー式

昔からある種類なので、オービスというとこのイメージの方が多いのでは。

レーダーを走行中の車に照射し、反射した電波の周波数から速度を計算するシステム。
レーダーアンテナの10mほど先に設置されたカメラで違反車を撮影します。

この種類の欠点は、雨天時や車間距離が詰まっている場合などにレーダーをうまく受信できないこと。また常に電波を発射しているため、レーダー探知機に発見されやすいことだそうです。

記事番号:12558/アイテムID:346472の画像

オービスの種類

老朽化して、故障が多いのもこの種類のオービス。

フィルム撮影のため、フィルム切れで機能しない時や、デジタルカメラへの移行がうまく進まず、故障したままそ放置されるケースも多いそうです。

オービスの種類②:ループコイル式オービス

この種類のオービスは、道路下5cmの所に3個のループコイルを埋め込み、その上を通過する車輌の速度を計測します。違反車を撮影するカメラ装置は、少し先の路肩などに設置されています。

オービスの種類:ループコイル式オービス

手前の白線のある場所にループコイルが埋め込まれています。
3つのループコイルで2回測定を行い、その結果に大きな差があるなど、異常が認められた場合はカメラは作動しません。

この種類のオービスのデメリットは、雪に弱いこと。雪が積もるとループコイルが車両の通過をうまく検出できなくなってしまいます。また、ループコイルは上を通過する車両の重さによって損傷を受けるため、定期的な交換が必要になってきます。

オービスの種類③:Hシステム

この種類のオービスが、国内で一番多く設置されています。
道路上のゲートに、四角形または丸型のレーダーとカメラが並んで設置されているタイプです。

オービスの種類

白くて四角いレーダーは、通称「はんぺん」。

Hシステムの「H」は、はんぺんの「は」ではなく、導入初期にこのシステムが多く設置された「阪神高速」の頭文字 (HANSHIN EXPRESSWAY)に由来しています。

撮影された写真は、デジタルデータとして、直ちに通信回線を通じて管理センターに送られます。そのため従来型の欠点であった写真フィルム切れという欠点も見事クリア。

唯一の欠点(?)は、目立つのでドライバーから発見されやすいことのようです。

オービスの種類④:LHシステム

一番新しい種類のオービスが、この「ループコイル式Hシステム」。上記のHシステムが速度計測にレーダーを使うのに対し、LHシステムは地中に埋められたループコイルを利用します。

オービスの種類

LHシステム
パトランプのついた長方形の白いハコがついているのが特徴。

カメラ部分の仕様はHシステムとほぼ同じですが、「はんぺん」(レーダー)がついていませんね。

オービスの種類:LHシステム

ループコイル式オービスと同じく、手前の白線部分に、速度を検知するコイルが埋め込まれています。

Hシステムと同じく、撮影された写真はデジタル記録・送信されます。
レーダーが付いていないので、レーダー探知機にも探されにくいというメリットがあります。

オービスの種類⑤:移動式オービス

最後にお伝えする種類は、この「移動式オービス」。

路肩に駐車したワゴン車やパトカー内から測定と撮影を行ないます。
計測方法は、レーダー式と光電管式の2種類。

オービスの種類

移動式オービス(レーダー)

最近は、走行しながら反対車線の車両に対して速度計測・撮影をするタイプも出てきています。

この種類のオービスのメリットは、まさに神出鬼没なところ。あらかじめ予測されにくいことから、スピード違反の取り締まりに大変有効とされています。

オービスの種類

埼玉県で実験が開始された、小型の移動式オービスも話題に。

2014年11月より実証実験が始まった「小型移動式オービス」。三脚にカメラを載せた感じの仕様になっています。場所の固定化を防ぐのと、生活道路などでも事故や違反を減らすのが目的だそうです。

スピード違反にはご注意ください。

オービスの種類

固定式のオービスが設置されている場所には、このような予告看板が設置されていることが多い。お見逃しのないように。

いかがでしたか?

今回はスピード違反を取り締まる「オービス」について取り上げてみました。
5つの種類からなるオービスは、これからも安全運転のために日夜活躍してくれるのでしょうね。

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