2016/02/16
里ちゅーん
ポルシェは憧れの高級スポーツカーブランドだけに、これまでいろんなミニカーが販売されてきました。そこでポルシェのミニカーにスポットを当てて、ポルシェはどのようなクルマを開発してきたのか?ミニカーで歴史をさかのぼります。歴代ポルシェミニカーをじっくりご覧ください
ポルシェ 917K ミニカー
輸入ミニカー、Vision (ヴィジョン)製の1/43スケール、 ポルシェ 917K #917-053 "マルティニ レーシング"です。 1971年 ル・マン24時間耐久レース で優勝しました。#22 ヘルムート・マルコ/ジース・ヴァンレネップ 組のコンビでドライブした栄光のマシンです。
43分の1ですが、
空冷エンジンのファンやホイールナットなど、細かなパーツも精密に再現しています。
この大きさでこの密度感はすごいですね。
ポルシェ917(Porsche 917 )はポルシェが開発し、1969年から使用したプロトタイプレーシングカー。FIA国際メーカー選手権のグループ4(スポーツカークラス)に合わせてわずか10ヶ月で開発され、新設計の空冷ボアφ85×ストローク66mm、4,494cc水平対向12気筒912型エンジンで、当初から520馬力/8,000rpm、46kgm/6,800rpmを発揮した。
1/18 ポルシェ 908/03 ミニカー
高級ミニカーブランドでおなじみ、AUTOartの 1/18スケール、 ポルシェ 908/03です。71年のニュルブルクリンクで走行したマシンですね。
ポルシェ908で思い出すのは、
ショートテールのタルガ・フローリオで活躍したマシンです。
908はニュルブルクリンクやタルガ・フローリオなど、
ツイスティなコースを得意とするマシン。
ガルフカラーの淡いブルーが良く似合います。
1970年には後継車の917が主戦となっていたが、険しい峠道を走行するタルガ・フローリオでは大柄な917が不利になることから、908/02をベースに軽量化と運動性能を追求した908/03が投入された。また、同じくテクニカルコースのニュルブルクリンクでも使用された。
重量は530kgとF1よりも軽いマシンでした。
そんなポルシェ908を18分の1スケールという、
割りと大きなサイズで再現したオートアートのミニカー。
ロールケージやエンジン、コックピットの作りこみなど、
見どころもたくさんあるミニカーです。
1/64ポルシェ935 ミニカー
サークルKサンクスと京商がコラボした、ポルシェ ミニカーコレクション2のポルシェ 935-76 TURBO の64分の1スケールミニカーです。
指先サイズの小さなミニカーですが、
非常に精巧に作られていて、写真では小ささがわかりませんね。
RCカーブランドとしても有名な京商がプロデュースしたミニカーです。
ポルシェ935は世界スポーツカー選手権で活躍したGr.5マシン、
通称「シルエットフォーミュラ」と言われていました。
生い立ちはまったく違いますが、
今で言う日本のスーパーGTに似たところもあるのではないでしょうか。
ポルシェ・935(Porsche935 )は国際自動車連盟のグループ5(シルエットフォーミュラ)規定に合わせポルシェが製作したレーシングカーである。デビューは1976年。ポルシェ・935は世界メーカー選手権、IMSAGT選手権、およびドイツレーシングカー選手権(DRM)を含む様々な選手権に出走したが、どのレースでも935に対抗可能な車は存在しないほど強力な車であった。カスタマーモデルとして非常に有用であったため、どのレースでも最低5台の935が出場している状況だった。
サーキットでアフターファイヤーを吹きながら、
疾走するポルシェ935に観客は熱狂したそうです。
ポルシェ935はスーパーカーブームのときにも知られるようになったクルマですが、
そのヒストリーを知る人はあまり少ないかもしれません。
調べてみるといろいろと興味深い情報が出てきますよ。
1/43ポルシェ956ミニカー
ヴィジョン製 1/43スケールの ポルシェ 956ミニカーです。
このポルシェのミニカーは、
1982年富士スピードウェイで開催された、WECinJapanの優勝者です。
ランチアと激闘を繰り広げて見事総合チャンピオンも獲得しました。
ポルシェ・956は、ポルシェが、1982年に発効したFIAの新規定(のひとつ)グループCに合わせて造ったプロトタイプレーシングカー(特に、いわゆる「Cカー」)である。開発責任者はノルベルト・ジンガー。ワークススペックが10台、カスタマースペックが1983年型12台、モトロニックを搭載し、956Bともいわれる1984年型6台の計18台が製作された。
このポルシェは当時のグループCカーレースで無敵を誇ったマシンでしたね。
ロスマンズカラーが懐かしいです。
当時はこのポルシェのラジコンカーもたくさん発売されました。
ポルシェ356Aスピードスター ミニカー
欧州仕様のポルシェ356オープンカーを精密に再現したミニカーです。
オートアート製ポルシェ356スピードスターのミニカーです。
他にもブラック、レース仕様のホワイト、クーペのブラックがあります。
価格は1万6千円程度でハイグレードなミニカーです。
ポルシェ914ミニカー
ポルシェの4気筒ミドシップスポーツカー、914のミニカーです。
ポルシェ914は後に6気筒エンジンを搭載したハイパフォーマンスバージョン、
914/6をデビューしています。
スーパーカーブーム時代に話題になったクルマですね。
このミニカーはミニチャンプス製の43分の1スケールです。
イエローとグリーンのポップなカラーも雰囲気があります。
ポルシェ930ターボ ミニカー
930ターボでは、さまざまなカラーバリエーションを揃えるオートアート製ミニカーがダントツで素晴らしい出来栄え。18分の1スケールで、ポルシェオーナーも満足な仕上がりのミニカーです。
911ターボ(1975年発売、1976年日本発売) - 1973年フランクフルトモーターショーで「911ターボ」試作車が展示され、280PSで最高速度280km/hとアナウンスされていた。1974年パリサロンに「930ターボ」試作車が展示された。生産車は内径φ95mm×行程70.4mmで2,994cc、圧縮比6.5の930/50型エンジンを搭載、ボッシュKEジェトロニックとブースト圧0.8気圧のKKK製ターボチャージャーで260PS/5,500rpm、35.0kgm/4,500rpm。
930とは正式には1970年代から80年代にかけて生産されていた、ポルシェ911の型式名です。
ポルシェボクスターミニカー
最新型ボクスターを18分の1で再現したミニカーです。オープンで内装もしっかり作りこまれています。トランクやエンジンルームも開閉できます。
12分の1 ポルシェカレラGT
タミヤが発売しているセミアッセンブルキット(半完成品)ミニカーです。購入後、組み立てながらポルシェのスーパースポーツカー、カレラGTのメカニズムに迫れます。12分の1スケールのビッグサイズなので、作りごたえ、クオリティーともにすばらしい。遊びながらにしてポルシェの高度なメカニズムを知ることができる逸品です。
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