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車検の時の素朴な疑問。法定費用って何?いくら位かかるの?

車を所有していると2年に1度やって来る車検。その車検の費用の内訳って知ってますか?法定費用って何だかわかりますか?今回は、今さら人に聞けない車検のイロハ、特に法定費用について見ていきます。法定費用とは何なのか、いくら位かかるのかを一緒に見ていきましょう。

そもそも車検とは?

あたり前のように2年に1回来る車検ですが、車検ってそもそもどんなものでしょう?
普段はそんなに深く考えもせず、せいぜい「もう少し車検代安くならないかなぁ」くらいの認識のものですが、いったいどんなものなのか、おさらいしておきましょう。

『車検』を辞書で調べると、以下の通りです。

すべての自動車(排気量250ccを超えるバイクを含む)に対し、一定期間ごとに保安基準に適合しているかどうか確認するために国土交通省が行う検査。
自動車を公道で走らせるには、この検査に合格して自動車検査証の交付を受けなければならない。

出典:http://www.weblio.jp

要するに、車が公道を走るために必要な検査で、車検が無い車は道路を走れないという事ですね。
車検制度は1951年に始まり、時代と共に、その検査項目等は変わってきているようです。

車検料金とは?

それでは、車検の見積書や領収書に細かく書いてある、車検費用の内訳とはどんなものなのでしょうか?

車検の費用は大きく分けると、検査整備費用と法定費用の2つです。

車検には、検査整備費用と法定費用が必要です。

検査整備の費用とは、実際に車検が通るようにするために車を点検し、直すべき所は直したり調整したりする費用です。
整備が必要な部分や、部品代や人件費等、それぞれの状態や事情で代金は変わってきます。
よく車検のチラシ等にある、車検基本料金等は、整備業者さんの儲けにあたります。

法定費用とは、その名の通り、法律で定められた、車検のために必要な、いわば車が公道を走るために必要な費用です。
この法定費用の部分は、どこの業者さんに行っても変わりません。
車の種類によって定められています。
それでは続いて、この法定費用について細かく見ていきましょう。

車検の法定費用 ① ~ 自動車重量税

法定費用のうち、大きな割合を占めるのが、自動車重量税です。
その名の通り、自動車の区分や重さによって金額が変わる税金です。
車検制度の肝に当たる部分かもしれませんね。

自動車重量税の金額は、重さによって以下のように区分されてます。

● 0.5t以下   8200円
● 0.5t~1.0t 16400円
● 1.0t~1.5t 24600円
● 1.5t~2.0t 32800円
● 2.0t~2.5t 41000円
● 2.5t~3.0t 49200円

エコカー減税対象者の場合、ここから減免になったりしますが、
13年以上経過した車の場合、約39%増、
18年以上経過した車の場合、約53%増になります。
古い車ほど法定費用が多くなるのです。

旧い車ほど、法定費用が嵩みます。

この法定費用である自動車重量税は、どこの工場や業者さんに車検に出しても、税金ですから金額は変わりません。

車検の法定費用 ② ~ 自賠責保険料

自動車重量税と並んで、法定費用の中で大きな割合を占めるのが、自賠責保険料です。
自賠責保険は、交通事故の被害者を救済するために、法律で全ての自動車が加入することが義務付けられてます。強制保険とも言われ、よくCM等で見る任意保険とは別ものです。

通常次の車検までの2年間(24ヶ月)分の加入になり、料金は
自家用普通自動車が 27840円
自家用軽自動車が  26370円
となっています。

自賠責保険証

この法定費用である自賠責保険は、どこの保険業者で契約しても、内容は変わりません。

車検の法定費用 ③ ~ 検査手数料

もう一つの法定費用は、運輸支局で検査を受ける時の手数料で、印紙と証紙で支払われるものです。
新規登録の検査か、継続車検の検査かによって費用が変わります。

● 新規検査  小型自動車 2000円
● 新規検査  普通自動車 2100円
● 継続検査  小型自動車 1700円
● 継続検査  普通自動車 1800円
● 保安基準適合証の提出がある自動車 1100円

印紙と証紙

この法定費用である検査手数料は、どこの工場や業者さんに車検に出しても、役所への申請手数料ですから金額は変わりません。

車検費用の相場の比較

車検を業者に頼んで通す場合、法定費用の部分は変わりませんが、検査整備の費用はお店によって結構変わります。
ではどのくらい違うものなのでしょう?
あくまでも参考までに、お店のタイプ別に目安の費用をまとめてみました。


ディーラー車検 法定費用 + 40,000円~100,000円
車検専門フランチャイズ車検 法定費用 + 25,000円~80,000円
民間整備工場車検 法定費用 + 25,000円~80,000円
カー用品店車検 法定費用 + 20,000円~60,000円
ガソリンスタンド車検 法定費用 + 20,000円~60,000円
ユーザー車検 法定費用 + 0円(法定費用のみ)
車検代行 法定費用 + 10,000円~30,000円
※ 表の価格はおおよその目安です。
※ 消耗品(オイルやタイヤなど)や部品交換など追加整備が必要になった場合は、上記価格に加えて別途追加料金が発生します。

出典:http://www.car-inspection.sakura.ne.jp

車検をどこに任せるか、悩みどころです。

車検の際重視するのは?

いかがでしたか?
車検のしくみ、費用について見てきました。
車検を安くあげようとすれば、法定費用は削れませんので、検査整備費用を削る事になります。
究極は自分で全ての検査・整備・手続きをする[ユーザー車検]になります。
しかしこれには、時間と手間と、何より知識と技能が必要になります。
一方で、全てを信頼のできる業者さんに任せて、時間と手間を買う、というやり方もあります。

どちらを重視するかはドライバーさん次第です。
今回の記事が、皆さんの次回の車検の時に、ベストなチョイスをするための参考になれれば幸いです。

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