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車酔い対策!上手な運転のために気をつけるべき3つのこと

人だってペットだって、車酔いは辛いですよね。でも、ちょっと運転方法を意識すれば、あなたの運転はとても乗り心地の良いものになります。しかも、車酔いを防げるだけではなく、燃費だって良くなるんです。そんな運転のために気をつけるべき3つのことを紹介します。

なぜ車酔いするのか

車酔いの原因は、一言で言うと、体を強く揺らされることです。よく「運転手は酔わないのはなぜ?」という質問があますが、あれは、運転手が次の動きを予測して身構えることができるため、体の揺れが軽減されているからです。では、車酔いを防ぐための具体的な対策を見ていきましょう。

車酔いしやすい人の特徴

車酔いは、人間の耳の中にあるカタツムリのような形をした「三半規管」よ呼ばれる平衡感覚をつかさどる器官が関係しています。乗り物の加速や振動によって三半規管が刺激されて、自律神経のバランスが崩れることで車酔いが起こるのです。
車酔いは平衡感覚が未熟な乳幼児には少なく、平衡感覚の発達がはじまる小児に多く見られることから、車の加速や振動に対する慣れが関係していると考えられています。
そのため、大人になっても乗り物酔いが治らない人は乗り物に対する経験が不足していると考えられるほか、ホルモンなどの根本的な体質が原因になっている人もいます。

1. 発進時

できるだけ静かで滑らかに、一定の加速を心がけてアクセルを踏み込んでください。とにかく、いきなりアクセルを踏んだり緩めたりするのはNGです。ですがそれと同時に、後続車の迷惑にならないように、また坂道発進時などは特に気をつけましょう。

2. 停車時

ブレーキは意識的に、車間距離をとって行って下さい。できるだけ手前から減速することで、前方への体の揺れを減らすことができます。同乗者の頭が動かないぐらいが理想です。コツは、ブレーキを同じ強さで踏み続けること。ブレーキの強さがばらばらだと、前へ後ろへ体が揺れてしまい、車酔いになりやすいです。

3. カーブ時

まず、カーブにさしかかるときは、強い横Gが発生しないように減速することを意識しましょう。理想を言えば、横と前にGがかかってしまわないよう、カーブの中でブレーキをなるべく踏まないようにしたほうがいいです。特に、カーブの頂点に入る前にはブレーキから足を離しましょう。そして、一番のポイントは、ハンドルを切るタイミングを早くすることです。カーブの奥に入ってから急激にハンドルを切ると、横への重力だけではなく、ヨーイングが発生します。ヨーイングとは、車が左右に回転気味に揺れることを言い、殊に車酔いを引き起こします。カーブに入る前からゆっくりとハンドルを切っていきましょう。

車酔いしやすい行動と対処法

乗り物酔いは以下の3点が関係しているといわれています。
「乗り物の加速や振動」
「不安やストレスなどの精神的な要因」
「目からの視覚的な刺激や嗅覚で感じる臭い」
そのため、酔わないためには、加速や振動に対する対策だけでなく、精神的要因や視覚・嗅覚への刺激を取り除く必要があるのです。

燃費にも嬉しい!

車酔い対策で一番良いことは、運転方法を気をつけることですが、急発進・急停車やカーブで緩やかに、無駄なく走ることは燃費の助けにもなります。思いっきり走れなかったり、周囲をより一層気にしないといけないことなど、面倒なことはありますが、車酔いを防げて、燃費も向上する運転上手になれるのなら、試してみる価値はあると思いませんか?

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