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2016/04/12
Nor.M
本物のようにリアルで精巧に作られた車のプラモデル。プロの完成見本のように一度はきれいに仕上げてみたいと思いませんか?そこで車のプラモデル作りの基本テクニックをレクチャーします。組み立てから塗装までプラモデルのイロハを学んでみましょう!
国産車から外車、トラックや軽自動車まで、車のプラモデルは実に様々な製品が販売されています。プラモデル作りの愛好家も日本だけでなく世界中にも多く、たくさんの人に愛されているホビーです。
車のプラモデル展示会
細部まで丁寧に作りこみ、美しく塗装された車のプラモデル。
週末になると日本全国必ずどこかで作品展示会が開催されているほど、プラモデルは熱心な愛好家がたくさんいます。特に車のプラモデルは人気が高く、車種も豊富に販売。コレクションする楽しみもミニカーとはひと味違い、自分が作ったものだけにより一層愛着もわきます。
車のプラモデル組み立てキット
精巧な部品で構成されている車のプラモデル。
はじめて車のプラモデルを作るにはどのようなキットを選べばよいか、悩みますよね。しかし現在の車のプラモデルはどこのメーカーであってもクオリティーが高く、作りやすく設計されています。そのため、好きな車を作るのがもっとも理想的です。愛着のある車なら、作るモチベーションも上がりますし、最後まで完成させようという意欲もわきます。
キットの中身は部品だけなので、完成させるにはさまざまな道具が必要になります。道具の一部はホームセンターや100円ショップで売られているものでもまかなえますが、塗料や専用工具は、模型店で購入する必要があります。
自動車プラモデルの工具
プラモデル作りに必要な代表的な工具関係。
プラモデルの組み立てには接着剤(プラモデル用)、ニッパーが最低限必要です。このほかにもカッターナイフ、ピンセット、ヤスリ、ペーパー(耐水ペーパー。#400、#600、#1000程度)があるとより綺麗に仕上げることができます。
プラモデルの塗料
缶スプレーと筆塗り用ビン入り塗料。
車のプラモデルを美しく精密に仕上げるにはプラモデル専用塗料が欠かせません。必要な塗料はパッケージや説明書に記載されていますので一緒に購入しておきましょう。ビン入り塗料の塗装には筆も必要です。面相筆、平筆、丸筆の3種類があればおおよその塗装が可能です。筆洗いは専用シンナーを使いますが、手軽な水性塗料なら水洗いでOKです。
説明書をしっかりと読んで全体の流れをつかんだらさっそくプラモデルの組み立てを始めましょう。まずはランナーに付いたパーツをニッパーで切り離します。
パーツの切り出し
説明書の順番にそってランナーからプラモデルのパーツをニッパーで切り出します。
ランナーからパーツを切り離すときは、必要以上に切り過ぎないよう気をつけましょう。少しゲート部分をのこして、あとからヤスリで修正をかける気持ちでカットしていけば確実です。
プラモデルには成形時にできた合わせ目や、ランナーのゲートから切り離した後にバリが残っています。
パーツのバリ取り
ヤスリやペーパーを使用してバリを削ります。
バリをヤスリや耐水ペーパーで削りとっておくと、仕上がりもよりキレイです。特にパーツ同士の接合面にバリがあるとうまく接着できなかったり、あとで部品が外れるなどトラブルがありますので、ここも要チェック。しっかりと仕上げましょう。
車のプラモデル作りで一番の醍醐味は塗装です。プラスチックの色そのままだと味気ない仕上がりになりますので、かならず塗装仕上げしてカッコよく完成させましょう。
ボディのスプレー塗装
美しい艶を出すにはスプレー塗装で簡単に仕上げることができます。
ボディをムラなく美しく仕上げるには缶スプレーが理想的。塗装するときはボディから30cmくらい離して、手首のスナップをきかせるようにしてシュッシュッ!とリズミカルに塗装しましょう。全体を均一に、少しづつ仕上げていくのがコツです。
筆塗り仕上げ
細かな部分は筆塗りで仕上げます。
サスペンション回りや室内、エンジンなど細かな部分は筆塗りで仕上げていきます。細かなところは面相筆で、広いところは平筆で塗ります。
各パーツをキレイに塗装出来たら、組み立てていきます。パーツ同士の接着は、プラモデル専用接着剤が必須。ホームセンター等で売られている模型工作用セメダインでは、接着できないものもありますので注意しましょう。
プラモデル用先着剤
専用の接着剤を使用して、パーツを接着していきます。専用のハケが付いていますので、きれいに接着が可能です。
接着剤がはみでないように、接合面に適量接着剤をつけていきます。接着は数分程度で硬化しますので、てきぱきと組み立ても進みます。
プラモデルの最終仕上げ
専用のワックスで仕上げるとさらに光沢が増します。
ボディの仕上げは「モデリングワックス」などを使って拭きあげると、さらに光沢度がアップ。表面がツルツルして、肌触りも良いです。
プラモデルの製作過程を動画でわかりやすく解説。作例ではタミヤ1/24ラ・フェラーリを製作しています。
タミヤ1/24ラフェラーリの組み立て
自動車プラモデルの組み立て手順を、動画でわかりやすく解説しています。
最初は接着剤や塗料がはみ出たり失敗するかもしれませんが、丁寧に作ることを心がけ、何台か作っていくうちに技術も徐々に向上していきます。いつかは動画に映っているように、上手に作れる日が来るかもしれませんね。
自動車プラモデルの完成品
自分の手で組み立てたプラモデルは、その分愛着もわきます。奥深いプラモデルの世界、みなさんも体験してみませんか?
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