汚れた車を綺麗にしたい!でも洗車ってどうやってやるんだろう?
2016/03/10
kktto
何かコツをつかんで、マニュアル車を上手く運転できるようになりたい!という方は必ずいらっしゃると思います。そんな方々の多くは「半クラッチ」という大きな壁に必ずぶつかると思います。そこで今回は「半クラッチ」のコツを、半クラッチの仕組みと共にお教えしたいと思います。
車の発進などに用いる技術の「半クラッチ」(半クラ)。その技術は難しいものである為、教習所では、コツともいえるコツを習得するのに苦労した方が多くいらっしゃると思います。
半クラッチ(はんクラッチ)は、自動車及びオートバイのクラッチを完全につないでいない状態のこと。また運転用語及び動力伝達状態を表す語のひとつ。狭義には、運転者が自らの手足を用いてのクラッチ操作中のそれを指す。略して半クラとも言う。
この状態ではエンジンからの駆動力を変速機、トランスファー、デフギアなどの動力伝達系、及び車輪に加減して伝えることができる。そのため、車両の進行速度とエンジンの回転数が合致しない低速走行時や停車時にも駆動力を車輪に伝えることができる。
MT車の運転者は必ず習得しなければならない技術のひとつである。
感覚的にはある程度分かったが、難しい文を並べても分からないし上手く出来ない!という方は、「考え方を変える」と「分かりやすい説明」が必要だと思います。
先に述べさせていただくと、半クラッチはただ「車を進めさせる順番の一つ」ではなく、「車を壊さないように発進させる手段」と言い換えた方がいいかもしれません。
コツとしては簡単なことです。
「半クラッチ」は”車”の為に必要な動作!
では半クラッチが必要な理由を、失敗例の代表的ともいえる発進の時の「ガコッ」が起こる理由と共に、図で説明しましょう。
車は、常に回ってるエンジンからクラッチ板と呼ばれる板をはさみ、ギアを伝わりタイヤを動かし、前進したり後退します。
クラッチ板はクラッチペダルで操作しますが、ここで一回振り返ってみましょう。
エンジンは「常に」動いています。そこに「一切動いていない」クラッチに、”何の前触れもなく”クラッチペダルを離し、クラッチ板をつなぐと・・・。
いきなりクラッチをつなごうとすると・・・。
止まります。これがいわゆる車が「ガコッ」となる理由です。
私個人の表現ではこれを、「クラッチのムチャぶり」としています。
エンジン側のクラッチ板がいきなり「繋がれ!」と近づく、いわゆる「ムチャぶり」をしても、何も知らないギア側(タイヤ側)のクラッチ板はいきなりの動作に、「え!?え!?」となる為、車が止まります。
これは勿論、クラッチにも車にも非常に悪く、最悪の場合車が故障します。
クラッチを「ゆっくり」つなぐ半クラッチの図
その為に「半クラッチ」が必要なのです。
上の図のように、エンジン側のクラッチ板が「いくぞ・・・。いくぞ・・・。」と”徐々に、そして静かに”近づきます(半クラッチ状態)。
するとそれに反応するように、ギア側(タイヤ側)も「お!動くか!」となり、2つの板は合致して、アクセルを踏めばスムーズに発進できます。
上のように「考え方を変える」のもコツの一つですが、コツともいえるコツはやはり、「半クラするポイントを見つける」点も大事とも言えます。
半クラッチのイメージ図
車種によって異なりますが、マニュアル車が半クラする範囲の平均は、図における②の範囲と言えます。
②の範囲を探るには、実際運転してみないと分かりません。コツとしては、運転中のクラッチは「静かに徐々に、微妙に動かしながら」探してみると分かりやすいと思います。
先述した通り、半クラッチをつかむコツは、「考え方を変える」とか「分かりやすい説明をみる」のもある種のコツですが、「実際に操作する動画を観て真似をする」方法がコツらしいコツだと思いますし、手っ取り早くコツをつかめると思います。
コツはズバリ「百聞は一見に如かず」!
動画をいくつか並べてみましたが、いずれの動画も、実際にマニュアル車を運転する筆者が「分かりやすい!」と感じた動画の中から厳選しました。
半クラッチの練習や半クラッチのコツを見つけやすい材料としても素晴らしいものだと思います。
半クラッチ(失敗編)
半クラッチ(コツつかみ編)
半クラッチ動画(及びクラッチ操作)
半クラッチ含めたクラッチ操作の動画は以上です。
コツをつかんで、実際の運転でも「マネ」をして半クラッチ操作を上達させましょう。
説明は以上となりますが、半クラッチのコツともいえるコツは見つけることは出来ましたでしょうか?
コツさえつかんでしまえば、半クラッチ含めクラッチ操作に慣れてくると、実際深く考えず、感覚的操作で運転出来ます。
私個人として正直、難しいコツとか、コツらしいコツは説明したつもりはありません。
最大のコツとしては「慣れ」と「経験」です。
焦らずじっくり、半クラッチの練習をしていきましょう。
半クラッチのコツをつかんで、楽しい運転を!
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